記録用
ケン・ラッセル監督作品。
奇想天外映画祭2025で鑑賞。
実際にあった事件「ルーダンの悪魔憑き事件」を下敷きにした物語。
原題は「THE DEVILS」。
悪魔憑き事件だがエクソシスト…
要塞の街を市長の代わりに牛耳る牧師と、彼と結ばれることを願うせむしの僧院長。
その僧院長が初めて現れるシーンが凄い。
アーチ型の内装に身を屈めているのかと思うと、そのままつかつかと前に詰め寄り(こ…
このレビューはネタバレを含みます
マスクを被るアノニマスな大衆が怖い。無知性で、情欲に関することにだけ異常に反応する。まさにネット時代のいまの話だ。また、冤罪のメカニズムも示している。密室はやはり、よろしくない。
あと、宗教革命、…
このレビューはネタバレを含みます
自分の世界へ閉じこもる王様♂、黒い骨は…ミッキーマウス╰⋃╯。肉体に宿る道化とせむしという悪魔はペストのように神父グランディエから感染し、シスターたちへ伝染する。残忍な肉体への加虐は盲信、容赦ない苦…
>>続きを読む王道信念ストーリー突き進んでいるかと思えばサーカスのようなしっちゃかめっちゃかで悪趣味で最高最高最高!キリスト教圏なのに、アリなんですかこんなの?その勇気と気狂いを讃えたい。ホーリーマウンテン観れた…
>>続きを読む奇想天外映画祭2025の目玉作品。
実話の悪魔憑き事件をもとに政治と教会の崩壊ぶりを、「退廃」といった甘美な響きを超えて、もはや地獄絵図のように描いている。
信仰への疑念といったテーマとしてドライヤ…