19.10.14 シネマヴェーラ渋谷
(日記より)
今日は午後、渋谷で神代辰巳特集の1本を観た。なんだか要領を得ない映画だった。ポルノかと思ったらそうでもなかった。高橋洋子がいきなりゴロゴロ転がる…
神代辰巳監督が大正時代を舞台にどこからも疎外されたアナーキストの主人公たちを通して自分なりのアメリカンニューシネマを作ろうとしていたことは理解できるけれど、役者を動かすこととカメラの長回しという特徴…
>>続きを読む何をしたいわけでもなく、何をするわけでもなく、結局は歌を口ずさみながらフラフラと歩くだけだ。有産階級の子女が抱えがちな空虚さを妙なリアリティを持ってえがいている。
脈略もなく行き当たりばったりのこ…
この神代辰巳監督の映画「宵待草」で描かれる時代は大正時代。
アナーキズムにかぶれる青年とテロリストが令嬢を誘拐、そしてこの三人の不思議な逃避行が始まる。
「宵待草」に始まり、古びた流行歌をひたすら…
日活カルト映画の世界という見出しに惹かれてアマプラで観た。カルト映画!と言われると観たくなってしまう
実際なんだこりゃ?と思う演出、ストーリー、でもなんか観てしまう面白さ、ちゃんとロマンポルノ感もあ…
言っちゃ悪いけど、たったこれだけの話をよくもまあ最後まで見させるよなあ。ほとんど物語としては破綻していて、映画としても粗が多いのに、革命闘争の渦中に佇むブルジョアな出自の若者たちの空虚さ空っぽさに妙…
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