「妙なヤツだ」
「この顔で何か売るとは大した奴だ」
このセリフから物語は始まる。またチャップリンの楽しいコメディが始まると思っていた。しかし他作品とは毛色が違う。
男のモデルは実在した犯罪…
途中まではただただ世界恐慌で金に困って人を殺しまくるキモおじさんのお話。最後のアンリの言葉は、結構チャップリン自身の政治的意図が強くて、うぉってなったけど、当時はこれぐらいちゃんと言う必要があったん…
>>続きを読む相手はおばちゃんばかりだけど、こんなモテモテなチャップリン初めて観たかも?
みなみ会館で『フォエバー・チャップリン チャールズ・チャップリン映画祭』がやってたので観た事無い作品を選んで観てきました…
このレビューはネタバレを含みます
ーーさてその中の値打ちは、「チャップリンの殺人狂時代」であろう。ここに出て来るチャップリンは、おなじみの山高帽も冠っていなければ、ドタ靴もはいていない。そして、いつものように女にフラれるみじめなフ…
>>続きを読む