サーカスの作品情報・感想・評価

「サーカス」に投稿された感想・評価

神

神の感想・評価

3.5
ソヴィエト映画特集

恋愛模様だの何だのをみてたはずが、突然のプロパガンダラストきて驚いた。タケモトピアノ的見せ場が楽しかった。
czech

czechの感想・評価

3.2
終盤にかけての思いもしない怒涛のプロパガンダ展開は「アエリータ」に近いものがあるが、もともとがコメディー映画であり、そして人種や子どもが絡んでるぶん狂気に近い何かを感じる。「アエリータ」の場合は逆に、SFもどきだったはずが、最後のプロパガンダ爆発でコメディーに様変わりするのが面白かったのだが…。同監督の「陽気な連中」に比べると、ミュージカル&コメディーパートも無難に小さくまとまっちゃった印象があり、お金はかかってそうでこなれ感はあるがハチャメチャ感や多幸感が弱いので、個人的には「陽気な連中」のほうがずっと好み。とりあえずグリゴリー・アレクサンドロフ監督が動物を出すのとチャップリンが好きなのは伝わった。
chaooon

chaooonの感想・評価

3.5
貴重なクラシック映画を上映しているシネマヴェーラ渋谷をついに初体験✨
『ソビエト映画特集』からミュージカル映画をチョイス🎶✨

サーカスで繰り広げられる、ショーのパフォーマンスに男女の恋愛模様、スクリューボールコメディ的なドタバタ劇🎪

終盤にMGMを彷彿とさせるような、豪華なセット組の渾身のミュージカルシーンがあり華やかさも✨
画面の切り替わりで使われるアニメーション効果もなかなか面白い♬

この時代のソ連でこんな娯楽映画があったのか!と思ったら、ラストは見事なプロパガンダ映画に様変わり🙄
スターリンの写真と共に「この国が最高」と高々に掲げたスローガンと共に行進する姿は異様🤭

アメリカで人種差別を受けた女性が、ソビエトの寛容さで幸せになる…というストーリーな訳だけど、みんなで「どんな肌の色も受け入れる」と子供を抱き留めて歌う姿は、最初こそ感動的だが、タライ回されている子供の姿はちょっとずつ怖く感じちゃったなぁ😂
最終的に何色でもいいからどんどん産めって言うし…え🙄

その割にはどう見てもチャップリンだよね?っていうちょび髭のコミカルなキャラが出てくるし🤔

政治のことや歴史には疎いですが、ただこの映画をこの時代に生きる当時の人々はどんな気持ちで観ていたのか気になるなぁ🙄
ソ連のプロパガンダ映画で、アメリカから黒人の子供を産んだサーカス団員が新天地のソ連で受け入れられる話。
意外とソ連も庶民的なんだなと思ったが、どこの国もいつも自国を盛りがちだよな。

このレビューはネタバレを含みます

細かい内容はさておき、ロマンス、コメディ、ミュージカルという娯楽性と、幻想的な幸福を謳うソビエトのイデオロギーが融合した精巧なプロパガンダは感嘆。

今では作れないレーニン時代のある種の遺物。
Makiko

Makikoの感想・評価

3.5
スラップスティックコメディ、メロドラマ、ミュージカル、そしてプロパガンダ。1936年のソ連といえばスターリンによる大粛清の始まった年、しかしこの映画ではスターリンの写真を掲げて「世界一人々が自由に暮らしている国」と歌いながらパレードしている。これこそ大爆笑ものである。

ショット切替にアニメーションが使われていたりして映像が楽しい。サーカス小屋は本物か?アクロバットのシーンは映画ならではの迫力のあるカメラワーク。

ドイツ人の伯爵?はおそらくヒトラーのパロディ。独ソ戦の足音が聞こえてくるような演出だった。
呆然。おいおい…とツッコまずにはいられない急転直下のプロパガンダ映画。当時のソ連国民はこの映画を観てどう思ったんだろう、気になる。
サーカスに出てくる芸達者な人や動物たちと、熱いソ連を見れたのは収穫。
え

えの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

物語のつなぎとめ感が気になり、相変わらず縦右の薄い字幕も読みづらく所々諦めてしまったが、
サーカスの様子だけでも引き込まれる
成層圏突入後の出し物に一番目を見張った、

しかしこの吸引力はラストの行進で鮮やかにプロパガンダへ変換され、なんとも言えず気圧された気持ちになった、こういうことか、、所謂プロパガンダ映画というものをあまり観たことがないから余計
名もない観客たちが赤ちゃんたらい回して歌い出すところも呆気に取られる
「一体何なの?」っていう冷静さを保ちながら「たくさん産みなさい 黒でも白でも灰色リンゴでも、、」と言われたところでどうすればいいんだ、
ただのロマコメでは収まりを知らない時代、これはこれで貴重か、、
成層圏脱出のショーは、今でも十分見られる演出じゃないかなぁ?

後半に、ソ連版MGM風ステージが出てくる。
見事ではあるが、アメリカの華やかさがなく、「うーん?凄いのは分かるんだけど、なんか足らない気がする…」になってしまうのが面白い。

ショーが始まるまで、頑張って繋ぐ自転車ショーの3人組、犬の代わりに人が出るコーナーなどが面白い。
(このシーン、普通に犬に演技で吠えさせても良さそうなのに、いきなりパペット犬なのが笑えた!)

しかし、普通に無事にショー終了で終わればいいのに、いきなり「ソビエト連邦は子供は宝物、ソビエト連邦万歳」と出てくるから、「あー、やっぱりソビエト映画」と苦笑。
コメディ映画だけど、ラストは安定のプロパガンダ映画。
グリゴリー・アレクサンドロフ監督作品。
黒人の子どもを生んだアメリカ人のサーカススターは、迫害されてソ連に仕事の場を移すが・・・という話。

ソ連初期のコメディミュージカル。
終盤のミュージカルシーンが、今まで落ち着いていたのが解き放たれたかのように豪華ですごい。MGMを思わせるセットの豪華さ、そして『フットライトパレード』のように真上から撮っていたりと規模がすごく豪華さを感じる。

ライオンの軍団対バカな男一人のシーンが面白かった。自転車三人集の多幸感も良かった。この監督は『陽気な連中』といいチャップリン愛がすごい。

時代もあって、黒人の扱いがひどい。黒人も受け入れるソ連はすごいっていう内容になっていく。そして最後に、「こんな自由な国はない!」とパレードで歌いながら、スターリンのでかでかとした肖像画が映るのが、今となってとてつもない皮肉に感じられる。
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