D・W・グリフィス監督『女の叫び』(1911)
究極の"クロスカッティング"
電信局、外、列車という3つの空間を交互に切り替えて劇的に展開。
シンプルな構成に、ロマンスやドラマ、サスペンス、コ…
面白い。常に画面を支配する凄みは何なのか?古いからか?わからないが、とにかく凄みがすごかった。そして、緊張感が半端ない。特に列車のモンタージュ、張り詰めた緊張感にビクビクする。ヒロインの眉毛のベタ塗…
>>続きを読む記録
クロスカッティングで断片化された被写体が同一フレームに収められる瞬間に、高まり続けたスリリングが頂点を迎える。グリフィスにとっての扉は、単なる扉以上の機能を有しているなぁと。
列車の撮り方…
男女が惹かれ合う様のコメディチックな演出が、グリフィスと同年にバイオグラフ社でデビューしているマック・セネットを意識してるように思えた。大列車強盗と比較しても反復構図でカットの完成度は桁違いだし、列…
>>続きを読む備忘録↓
電信室にて手を振る女と機関車から手を振る男(ふたりのやりとりは空間を隔てている)。女が到着した汽車から何かを受け取る(鞄に)→同時に男二人が降りてくる。電信室に立て籠もり、電信を打つ、気絶…