女の叫びの作品情報・感想・評価

女の叫び1911年製作の映画)

The Lonedale Operator

製作国:

上映時間:17分

3.6

『女の叫び』に投稿された感想・評価

Zealot
3.3
短編/ ドラマ/ ラブロマンス/ 西部劇

D・W・グリフィス監督『女の叫び』(1911)

究極の"クロスカッティング"

電信局、外、列車という3つの空間を交互に切り替えて劇的に展開。

シンプルな構成に、ロマンスやドラマ、サスペンス、コ…

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菩薩
-
なるほどこれがと思うし偽物を如何に本物かの如く見せるかとの主題がそもそも映画そのものを物語っている様にも思える。勇敢な女性を前に素直に頭を垂れる素っ頓狂な悪漢。
ぱ
-
“”武器“”をお見せするアップが食リポのインサートか通販番組みたいな静止した間で可笑しい。
3.5

面白い。常に画面を支配する凄みは何なのか?古いからか?わからないが、とにかく凄みがすごかった。そして、緊張感が半端ない。特に列車のモンタージュ、張り詰めた緊張感にビクビクする。ヒロインの眉毛のベタ塗…

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ゆう
3.5
アメリカ的な楽観性も備えつつ、やはりミニッツオブレスキューとしての列車のモンタージュが面白い。

前半のロマンス部分で男と一緒に線路から駅ホーム突っ切る構図が素晴らしい。
すえ
-

記録

クロスカッティングで断片化された被写体が同一フレームに収められる瞬間に、高まり続けたスリリングが頂点を迎える。グリフィスにとっての扉は、単なる扉以上の機能を有しているなぁと。

列車の撮り方…

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mom
3.5
駅舎と汽車を交互に見せて緊迫感を出したり、アップや引きの構図を変えて見せる演出はかなり映画的で完成度が高い。

「お見逸れしやした〜」
で終わるオチも完璧。

男女が惹かれ合う様のコメディチックな演出が、グリフィスと同年にバイオグラフ社でデビューしているマック・セネットを意識してるように思えた。大列車強盗と比較しても反復構図でカットの完成度は桁違いだし、列…

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4.0

備忘録↓
電信室にて手を振る女と機関車から手を振る男(ふたりのやりとりは空間を隔てている)。女が到着した汽車から何かを受け取る(鞄に)→同時に男二人が降りてくる。電信室に立て籠もり、電信を打つ、気絶…

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