遺伝子工学を大学で専攻する兄と掃除人をしている弟がいた。
その町内で連続放火事件が発生する。
弟は壁の落書きをしているうちに、連続放火との関連性に気が付く。
そして、兄はその落書きがAGCTの遺伝…
遺伝子を研究する兄・泉水(いずみ)と、壁の落書き消しの仕事をする弟・春(はる)。
彼らは仙台市で起こる連続放火事件と現場に残された落書きの謎を追う。
次々と紐解かれていく真実と同時に、家族の哀し…
血縁と遺伝の交錯した作品。
血の繋がっていない兄弟の話は多くあるが、
この作品は兄弟の絆の部分を強く表現していた。
本当の絆には血縁なんて関係なくて、
そこに肩書きだとか、戸籍だとか、権利とか風…
ずっと見たいと思っていたが見れてなかった映画。
外出自粛でAmazonプライムを契約したので、この機会にと思い鑑賞。
終盤に進むにつれて、伊坂幸太郎シリーズならではの伏線回収はさすがといったところ…
平成最後になぜこれを観ようと思ったのかはわからないが、後悔はない。春が二階から落ちてきた、とゆう冒頭から始まる今作品は、家族について考えさせられる、美しくも切ない内容だった。春と泉水の絆や、この家族…
>>続きを読む「楽しそうに生きていれば地球の重力なんて消してしまえるんだよ」
人間は自分が生きている存在感を遺伝子レベルで認めることができるだろうか?
たとえ上辺だけだけでも普通に生きていれば、遺伝子さえも越え…
「春が二階から落ちて来た。」
原作でも有名な冒頭部分。
伊坂幸太郎らしさが出ている
作品。
2人の兄弟が犯した罪
過去の苦しみ、憎しみ
親子の温かみ
犯人の企み
説明し難いのが
また面白い。…