傑作。
日本のクラシック映画を数多く観てきたがここまで古臭さを感じなかったのは初めてかもしれない。
予想のつかない展開にぐいぐいと引っ張られていく。
心情をセリフで説明したりしない。表情で、仕草で、…
いきなり首括りで始まるがあっけらかんとして結構笑える
町人はいつでも楽しそうだが、侍は暗いな•••
雨の中に立ち尽くすシーンの迫力半端ない
呆然とした奥さんの後ろ姿も良い
結構台詞が聞き取りづ…
めちゃくちゃおもしろい。
みんな思うだろうが、映画や映画づくりのお手本も専門にする人もいまとは比べものにならないくらいわずかしかない時代によくこんなものが作れたな。しかも20代だなんて何者。もったい…
やば!人の希望に対する限界を描いた映画
群像劇かつ超リアリズム
緻密な相互性のある脚本に練られた構図
再現性の高い美術!
世に人は翻弄され
質屋の娘と番頭の恋、浪士夫婦の願い、髪結いヤクザ者の行く…
『百萬両の壺』の裏を返したような話。3本しか現存しない監督について天才だ天才でないとはじめるのはさすがに居酒屋めきすぎるにせよ、山中貞雄のテンポとモダンさはいつも凄まじい。ケレンが少ない分、マキノよ…
>>続きを読む「ーー儚げに転がる紙風船に映す人情悲劇」
江戸深川の貧乏長屋に、浪人の自殺騒動が巻き起こる。竹光で切腹できなかった彼の死に、近隣住民は興味半分に騒ぐ。浪人・海野又十郎は仕官を夢見て知己の毛利に会いに…
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