乾ききった田に水が撒かれ、ひび割れた土に浸み込む描写と音がしみじみと気持ちよい。
少なくともセリフ部分は、ドイツ語字幕があるため、ドイツ語を知っている方のほうが、日本語しか知らない者よりわかるので…
〖1930年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:日活〗
1939年製作で、長塚節の同名長編小説を実写映画化の人間ドラマらしい⁉️
失われていて観ることが出来ないとされていたものが、ドイツで発見され再…
半分ぐらい何言ってるか分からないが、火事のシーンは圧巻。画面を覆い尽くす白煙、迫り来る火の前にして右往左往する農民たちがロングショットで撮られ、農民の矮小さが際立つ。
火事が起こる前の俯瞰ショット…
今読んでる「写楽を追え」の著者内田千鶴子さんの義父が内田吐夢監督だったということで、ちょっと内田吐夢監督ブーム!なので何本か見たいと思っております。
この作品は、戦後日本にフィルムが残っていなくて…
キネ旬1位作品も国内に現存フィルムなくドイツ&ロシアで見つかったフィルムを合成した復元版、被災敗戦国で焼失した貴重フィルムの数々、有難いやら悲しいやら…。明治期の小作農民の土着でしか生きられない過酷…
>>続きを読む30年前後の傾向映画らしきストーリーになっているが、終わり方はだいぶ違う印象を受ける
農村のリアルということで有名らしいが、残念ながら「リアルだなあ」と思わせてくれるシーンはひとつもなかったし、左…
このレビューはネタバレを含みます
原作は、夏目漱石に「…余の娘が年頃になって、音楽会がどうだの、帝国座がどうだのと云い募る時分になったら、余は是非此『土』を読ませたいと思って居る。…」と言わしめた作品。
古いフイルムで、欠落部分が…