変な比較の仕方だが、入り乱れる会話と罵倒と止むことのない責任転換は『アンカット・ジェムズ』のそれを思わせるもので、思わずのめり込んでしまいあっという間に見終わった。
色々と考えるところがありすぎて…
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狂うほど面白いけど、奥崎謙三がカメラの前に立つことを意識しすぎていることがドキュメンタリーの良さを少し消してるような…。でもそれも踏まえてのドキュメンタリーなのか…
本物・本当の声を映すというより…
すごい映画だ。しかしきつい。
ドキュメンタリー映画を撮るということが人に与える影響の大きさについて怖くなった。
奥崎という人間の病理と向き合うのは苦しい。
奥崎は自分の信じる正義にしたがって暴力…
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戦争を知らない後世、つまり我々に、少しでも多く残酷な戦争を伝えようと、正しいとは言えない方法をも使って奮闘した人物のドキュメンタリーだ。
鑑賞後、怒りが湧いた。戦争に対してではなく、奥崎に対してだ…
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観たけど凄かったわ…マジでダークヒーローじゃん…言ってることに正義とエゴと独自の宗教観が入り混じってて、愚直に皆のために動いているであろう彼を最後まで信じ切れずに観てしま…
アナキストの論理について学びたくなったし、思考の「躊躇い」が持つ制動力について考えるきっかけになったという点でいい映画だった。
奥崎は戦争の体験とサバイバーズ・ギルトから戦争責任を追求するアナキス…
知り合いから紹介され、借りることになった作品。
「人類と世界にとってよい暴力なら、これからもふるい続ける」といい放つ奥崎さん。
人が人を裁く恐ろしさを改めて感じる。
なぜ彼は、人を殺めたことを「天罰…