ただのイカれた左翼のおじいちゃんの話かと思いきや、左翼になったのにもそれなりの理由ありそうだったし筋は通っててしみじみさせられる部分もあるな(仲間の死を悼み諸国行脚するなど)、とは思ってたが、「いい…
>>続きを読む被写体のナルシシズムめいた執念と、作り手側の悪意が手を取りあって凄まじい領域に達している。
死んだ兄が夢枕に立って云々と語る遺族も中々狂ってるが、一見まともに見える爺さんたちこそ戦争犯罪者という。…
狂人と形容しても差し支えないほどのおかしさ、狂いっぷりを見せてくれる。でもその狂いの奥底には、何か人間の心の奥底に響くものがあったりして、その部分で確かに共鳴する部分が堪らんと思う。ドキュメンタリー…
>>続きを読む圧倒的な鬼気と凄惨な証言が交錯する、日本ドキュメンタリー史の最高峰。ニューギニア戦線での処刑事件の真相を追う元兵士・奥崎謙三。当時の上官らへ突撃し、暴力を辞さず激しく詰問。法律や倫理を越えた暴走が、…
>>続きを読む全員が命令に従っただけなら、最終的に誰も責任を取らなくていい。戦時下の人間達の壊れ具合がまざまざと。「お前は部下の肉を食ったんだろ?それとも黒豚(現地民)か白豚(白人)食ったんか?」会話が常軌を逸し…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ドキュメンタリー邦画の最高峰、いや人によっては世界のドキュメンタリーの金字塔と評価の高い作品。
しかし奥崎謙三なる人物をはじめとする本作に対する知識が皆無の人が見始めるととんでもないことになります…
ドキュメンタリーとして非常に面白い作品だと思ったが、個人的には奥崎謙三という人間をどうしても好意的に捉えることができなかった。
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奥崎という男の狂気性をカメラに収めて、納得のいかないことがあれ…
このレビューはネタバレを含みます
人は都合の悪い過去を色々な口実で封印する
2015/08/31、DVDで鑑賞。
初めは頭のおかしい狂信的な偏執狂かとの印象を受けるが、終戦後、隊長命令によって2名の兵士(吉澤徹之助、野村甚平)が銃…