トイレの花子さんの作品情報・感想・評価

「トイレの花子さん」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

95年に公開されたホラー映画。俳優も豊川悦司や大塚寧々や子役時代の前田愛など当時としては豪華なキャスト。

今作はホラーあり(しかもかなり悪趣味)ラブコメありバディありいじめシーンありと青春の正の部分と負の部分をどっちも描いた構成になっている。

今作で最も特徴的なのは花子さんの正体に関する伏線がしっかりと描かれている点に尽きる。花子さんの正体は言っちゃうと善玉な幽霊で子供達の守り神みたいな存在なのだが、その正体にまつわる伏線がカメラワークや演出によって、わかりやすくもなくかといってわかりにくくもないちょうどいい塩梅で仕込まれているのが見事と言う外ない。

この作品が学校の怪談と大きく違う点は学校の負の部分をこれでもかというくらい描いてるとこ。いじめやクラスメイトから疎外されるシーンは胸が痛くなるが、学校の負の面の中に光る優しさも描いてる面は学校の怪談にはない要素かと思う。

ただ残念なところは、この映画の悪役の殺人鬼の声にエコーがかかっておりまるで憑き物が憑いたような殺人鬼に見せてる割に生徒が全員学校に集まったら呆然としたり豊悦に一発殴られて倒れるなどは肩透かしだった。そうなるならエコーみたいなのは演出過多でそれが肩透かしの一番原因になってるのがなんとも…

ラストはキッチリラブコメで爽やかに終わるところも好きでBGMも良い意味で90年代らしい劇伴で良かった。

しかし今作はDVD化すらされていないため視聴ハードルが高くなっているので是非DVDかBDで発売して欲しいものである。
にゃん

にゃんの感想・評価

3.3
懐かしい!当時の記憶では怖さあり、胸キュンありで良かった。みんな可愛い。
90年代はホラーの黄金期。

狂った異常者が、釜を持って襲いかかってくるのが今でもトラウマとして記憶に残っている。素晴らしい一本。
tuttle

tuttleの感想・評価

5.0
ヤギの生首が怖くて仕方なかった。
なんとかしてもう一度観たい。
ニーナ

ニーナの感想・評価

3.1
昔に見たから全然記憶ないけどキュンとするシーンあったような、、、
小学生のとき、必死に幽霊や怪談を追いかけていたのはこの映画の影響がつよいかも。
小学生の時にこうくんと見たけどこれめっちゃ青春やった気がする。
みら

みらの感想・評価

4.1
白石晃士の花子さん=イジメと青春のイメージはここから。『学校の怪談』シリーズなんかもそうだけど、今の心霊ビデオの源流は90年代のこの辺りの作品の功績でもあるなと思う。無論、『邪願霊』『リング』まわりの諸所の作品、黒沢清の廃校綺談とか花子さんも含め。
松尾監督のホラーでわなくて



「東京タワー」の松岡錠司監督。
 
怖いのを期待したら、

案外青春映画でキュンとなった思い出がある。

キャストも何気に豪華!

前日愛(まだ幼い)を中心にイジメか

らひき出される花子さん物語。  

パン屋の豊川悦司
大塚寧々
「無能の人」監督出演コンビ、竹中直人と三東廉太郎君(可愛いぞ~)
一番萌伊牟田麻矢(イジメル方可愛いー)

お祈りします深浦加奈子さん(90年代の邦画ドラマの名脇役で名女優さんでした。)

ラストがやはりタイトルからは想像つかないかんじで、

キュンとなった不思議なホラー青春もの。

ぜひ!

2008年11月11日

追記
今も活躍する松岡錠司監督。

平山監督「学校の階段」を劇場で見て、大ヒット、シリーズ化。

その流れで劇場鑑賞。パンフ購入。
怖いかと思ったら、青春映画みたいで、かなり萌えたのだ。

松岡監督は、とあるシーンをトリュホーの「思春期」をめざしたとか。

今もホラー映画みたなあとは、思ってない。

あたたかい少年ものをみたという記憶は、ラストのあまさに今だ酔っているからか。
黒板で筆談するところが良いし、廊下の奥から手前、手前から奥へと人物の移動を割らずに撮るところが好感。映写機の光に照らされた、伝言を受け渡す児童たちの手。クライマックスの光と物量も意味はあるのか知らんけど感動する。

笠松則通の撮影も快調な傑作でした。
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