学校の怪談4の作品情報・感想・評価

「学校の怪談4」に投稿された感想・評価

1〜3までのような子供の長期休みならではのワクワク感や爽やかさはあまり無い。
シリーズ内で1番怖さにふっている印象
「学校の怪談」シリーズはちょうどドンピシャの世代で、第一作から三作までは毎年劇場へ観に行った。

第一作はほどよく怖くて、そしてジュブナイル物としても面白かったのだが、二作目、三作目となると何だか作り手が子どもに媚びているようなのが鼻についた。

今にして思えば、大変生意気な小学生だった(笑)

なので「学校の怪談」の四作目が二年のブランクを経て公開された時は正直劇場に行く気も失っていた。

本作を観たのはずっとのちの地上波での放送だったが、ワタシは何でこんな傑作を劇場で観なかったのか非常に後悔をした。

本作はシリーズ中で最も怖く最も感動的な作品であり、そして「学校の怪談4」というタイトルが凄く勿体無いくらい一個の映画として完成されたスリラー映画である。

昭和初期、大きな津波が港町を襲った。

海岸沿いの小学校ではちょうどその頃四人の生徒が校舎内でかくれんぼをしており、津波から逃げ遅れて犠牲になってしまった。

時は流れ、平成の世。

東京に住む小学生の兄妹は夏休みを利用して、実家のある海辺のその町に遊びに来た。

しかし、来た当日に運悪く大型台風に見舞われる。海は大荒れで翌日、台風が去ったあとの海岸には打ち上げられたゴミが散乱していた。

兄妹と地元の子どもらはゴミの片付けをしていたところ古びたランドセルを見つける。

ランドセルの中には不気味な蟹が一杯で、気持ち悪さから海にすぐ捨ててしまった。その一件以降、町の子ども達が次々と消えていくという事件が発生する。

行方不明になった子はいずれもそのランドセルを拾った時に傍にいた子どもばかりだった……。

監督が平山秀幸、脚本が奥寺佐渡子、と今にして思えば大変なビッグネームのタッグなので、そりゃクオリティも凄いハズである。

こけおどしの音楽や残酷描写がなくても十分恐ろしい。酒屋の女の子が襲われるシーンの何と怖いことか。

あと、物語の重要人物として、今年亡くなられた笑福亭松之助師匠が出ていて、枯淡の演技に胸を打たれた。また子役たちの演技も素晴らしかった。

過去作のようなテケテケや花子さんといった妖怪は出てこないので本作に物足りなさを感じる人もいるとは思うが、ただ怖いだけという映画ではなく、観たあとにどこかあたたかさの残る作品だった。

■映画 DATA==========================
監督:平山秀幸
脚本:奥寺佐渡子
音楽:宇崎竜童
撮影:柴崎幸三
公開:1999年7月10日(日)
いぶき

いぶきの感想・評価

3.0
見えるもので見えないものを表現してた前作までと違って見えないもので見えないものを表現しようとしてる感じ
やりたいことはなんとなく分かるけど学校の怪談でやる事ではなかったのかも…
ひ

ひの感想・評価

3.0
昔見たメモ
予告編からしてジャパニーズホラー満載で、本編も結構ゾクゾクした。多分今見てもそこそこ怖いと思う。子供の頃に劇場で見てたらトラウマになっていたであろう作品。でもまた見たい!今こそ見るべき作品のひとつだなあ。
Bigs

Bigsの感想・評価

4.3
大好きなシリーズ、久々に鑑賞。

おそらく、その前年(1998年)に「リング」で開花したJホラー的潮流の影響を受けていると思われる本作。過去3作に比べて全体として薄気味悪さが底流する。
でもそれでいて、遠い夏休みの記憶を呼び起こされるような懐かしさも秘めている。これだけ"夏休みらしさ"を切り取った映画もなかなかないんじゃないかな。
いい話なんだけどやっぱりシリーズイチ怖い。
今までは都市伝説みたいなところあったけど今回は過去の事故がメイン。舞台も学校3割村7割ってところ。人形とか幽霊はやっぱ怖いよなー。
不気味で切なく、懐かしい
ストーリーも綺麗にまとまっていて、観終えた後とてもいい気持ちになる
でも恐怖表現はしっかりしていて、写真のシーンは本当に鳥肌が立った
TAXSEA

TAXSEAの感想・評価

2.5
過去三作品は何回観たか分からないほど観たけど、4だけは公開されてから20年経った今、初めてちゃんと観た。
確かに、ストーリーの出来はすごく良いと思うけど、学校の怪談に求めていたものと違ったなあ。
これが学校の怪談シリーズでなく別タイトルならばスコアはもっと上になったでしょう。

やっぱりテケテケが出ない学校の怪談はさみしすぎるね。
jonajona

jonajonaの感想・評価

4.0
注・津波のシーンがあります。

前三作品とテイストがかなり変わってノスタルジックな雰囲気と静かなムードが怖さを醸し出す子供青春ホラーの傑作。

小さい頃見たときは、(前までの祭りのようなテンションがとても好きだったので)なんか静かでつまんないなー、と思ってたんですが、最近見返すと冒頭の悲惨な事件から生まれた幽霊たちの悲しみが随所に滲み出てきていて。怖いというよりかわいそうと思いながら見入ってしまった。

主人公が男の子かと思えば、その妹のたくましい女の子だったり、もっといえば津波を経験し後悔を残している老人が真の主人公だったり。視点が複合的ですこし子供には難しい話かと思いますが、とても優しさに溢れた映画で大好きです。ラストは今になってみると、かなり泣かされました。
be

beの感想・評価

3.9
小学生の頃に観た。
二度とテレビでやることはないだろうけど、すごく好きな作品。
前半は普通に怖くて良いし、最後は感動した。
震災直後はこの映画のことばかり思い出して、どれほど怖かっただろうと思ったりした。
今観たら昔とは別の意味でつらい気持ちになりそうだけど、もう一度観なおしてみたいな。
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