大怪獣バランの作品情報・感想・評価・動画配信

「大怪獣バラン」に投稿された感想・評価

Kiwamu

Kiwamuの感想・評価

3.0
ゴジラの逆襲からキングコング対ゴジラまでの約7年間のブランクを埋めるが如く数々の特撮が作られているのですが、この大怪獣バランは
空の大怪獣ラドンの翌年に公開された、古参の怪獣だったりします。

1年ペースで特撮やってたの本当に凄いっすよね。
ラドンの特撮が凄過ぎたせいか、バランの特撮はちょっと物足りなくも思いきや、陸海空全部で暴れる最初の怪獣と言っていいのではと思う大活躍をしてくれます。
飛んだの一回だけでしたが。

羽田を目指す理由が謎。ムササビって泳げるの?殺し方が中々にエグい。
そんな事をいちいち突っ込んでいたらキリがないテンポで進んでいきます。
フィーリングで楽しんでください。

あとやっぱりこの時代の映画の主役は記者が多いですね。そういう時代背景も見えますし、そこもまたこの手の映画の醍醐味だったりもします。
ゴジラの空白期間を埋める「東宝モンスターバース」黎明期の一作。翼竜ラドン、ロボット怪獣モゲラに続き登場するのはムササビ怪獣バランです。

造形はいいんですけどねえ。水晶っぽい背びれとか。ムササビのように飛んでいく姿もかわいい。劇中では一回しか飛んでくれないけど。なんてもったいない設定!!!玩具メーカー「マルサン」の設定ではゴジラやラドンを凌ぐとのことですが、どう考えてもゴジラやラドンより弱い!これはオキシジェンデストロイヤーの呪いなんですかね。ゴジラは開発者が命と引き換えに封印したリーサル・ウェポンのオキシジェンデストロイヤーでようやく撃退します。でも、バランは普通の特殊火薬で撃退できちゃうんだもんなあ。

東宝のアベンジャーズ集合!的な『怪獣総進撃』(1968年)にバランも出演しますが、カメオ出演って感じ。「東宝モンスターバース」の主要キャラの一角には入れませんでした。まあ、そうだよなあ。ゴジラみたいな放射火炎もないし、ラドンみたいなマッハ衝撃もない。ただ暴れるだけだもん。せめてムササビ怪獣ならではの何かがあれば!!!なんて残念な怪獣なんだ。

ちなみに、ストーリー的にもキャラクター的にも特筆すべきことはなく。はっきり言って凡作です。
おどろおどろしい部落(!)の場面、陸海空縦横無尽のバランに圧倒される。東宝パンスコープと称される画面サイズも、四足歩行のバランの破壊の迫力を魅せるのに貢献している。
3104

3104の感想・評価

2.9
2年前の『空の大怪獣ラドン』がカラーだったのに今作は再びモノクロに。そのせいもあったのかなかったのか、とにかく地味でパンチが弱い。
東北の山中に謎を求める設定(日本のチベット!)やバランが東京を目指す理由が見えない展開、葛藤や必然性が抜け落ちたかのような人物描写等々・・全体的に引き込まれる部分や心に引っかかる要素に乏しく、残念ながら映画としては物足りない。さながら少し豪華な『ウルトラQ』のよう(主人公を含む3人組の構成といい物静かな博士といい、主演が野村“巨人”浩三なところといい)。

クライマックスの羽田のシーンの力強い特撮や、バランの尻尾の先まで血の通っているかのような操演など見どころがないわけではないが、それらの要素をもってしてもやはり欠点や足りない部分が目について仕方がない。せめてバランにもう少し暴れて欲しかったが(“飛び姿”が特徴的なのに、結局劇中ではたった一度しか飛ばず)。
アメリカからのTV用映画として依頼された作品。ゴジラの流用されている場面も多く話としては今ひとつ。だが、オーディオコメンタリーの造形担当・村瀬 継蔵の話が面白い。初めて任された映画なので思い入れもひとしお。羽田空港のシーンがメインで昔は、ミニチュアにお金かけていると感じる作品ですね。
いち

いちの感想・評価

3.1
バラン見た目だけなら東宝特撮の中でトップクラスに好きな怪獣だった。背びれがよい。お話はまぁ普通だった。
YOU

YOUの感想・評価

3.3
本多猪四郎が監督を務めた1958年公開の東宝怪獣作品。
大筋は54年の『ゴジラ』とほとんど同じなのですが、ゴジラとはまた違うルックスのインパクトがあります。背中のトゲやムササビのような飛膜など非常に東洋的なデザインが印象的ですし、色んな怪獣のいいとこ取りみたいな存在ですよね。上陸して羽田空港を襲う場面は一番迫力があります。

『怪獣総進撃』でももっと活躍して欲しかったです。
むささび怪獣バランさん!!!

ゴジラとラドンの後輩で、モスラちゃんとキングギドラの先輩。
それが"バラノポーダ"こと、バランさん!!!

単独で映画を作られてるのは、ゴジラ、モスラ、ラドン。
そんで、バランさん!!!
だけなのに、何故か誰も知らなくて可哀そうな怪獣さん。
お祭り映画の"怪獣総進撃"では、怪獣島に住んでて、隅っこの方でピョンピョンしてる、とっても可愛い怪獣さんなのだ!

なのに、後輩キングギドラなんて、単独映画が1本もないのに、あの人気っぷり!怪獣も、つらいぜ!!!

しかも、その3体は、つい最近、ハリウッドデビューまでもしちゃって!
ますます差が開く一方。
頑張れ!バランさん!

さてさて、バランさん。
中生代の怪獣"バラノポーダ"の生き残り。
外部から隔絶された集落で"婆羅陀魏山神(バラダギサンジン、「バラダギサマ」)"として崇拝されている。
トカゲみたいな顔をしてて、クリスタルみたいなツノがたくさん生えてて、めっちゃキュート!
むささび怪獣なので、ゴジラにはない特殊能力"空を飛ぶこと"が出来ちゃうのだ!!!
※ゴジラも、空を飛ぶこと出来るんだけど・・・。

そんなバランさんの東京上陸を阻止しようとするお話。
音楽が後にゴジラ映画で聞いたことがある楽曲ばかりで驚いた!
中でも、"バランのテーマ曲"は"三大怪獣地球最大の決戦"での"ラドンのテーマ曲"に流用されてて・・・。
ますます可哀そうなバランさん。
"ラドンのテーマ曲!あれは、オイラの曲なんだぜ!"と悲しみの声が聞こえてきそうだ!!!

で、東京上陸なんて、空を飛べば簡単なのに、わざわざ海を泳いで目指す姿にキュンキュンしちゃう。
むささびって、あんまり空を飛べないのかな???

なので、人間どもに待ち伏せされて攻撃されたり、バランさんには、ある習性があって、それを逆手に取られて・・・。

最期は、思わず、バランさーーーーん!と叫びたくなる終わり方!
怪獣映画らしい作品

この映画が公開された年にうまれた自分が怪獣映画を見た記憶は昭和41年から
そのときの東宝ゴジラはすでに映画の中の添え物だった

だからちゃんと怪獣中心になっているこの作品には好感が持てる

主役地味でもいいじゃない!
女の人は「美女と液体人間」でエロいダンスして液体人間に溶かされた人
男優含めてもう少し見せ場があっても良かったのに途中から登場した平田明彦に持っていかれた感じ

まあまあ面白かった
horaAya

horaAyaの感想・評価

3.3
原作ありのようだけど、『ゴジラ 』との差別化に苦心しているように感じる。地球の謎と自ら打ち出していくスタイルだけど、結局は宇宙なんかにうつつを抜かすことをやめ地球に目を向けろという警鐘の意味合いを強く感じる。また、科学という信仰化した正しさの蓑を被った傲慢が、旧来的(宗教的)信仰を強引に侵略していくことへの警鐘の役割も果たしており、非常に真っ当。
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