排尿する女にキスして恋に傷つき、入浴しながら新しい女にキスして飯食って生き返る男。
ヘロインに溺れてアンニュイで子供を拒む女と、飯作って子供作っておっぱい大きい新しい女。
感傷的な顔をして、違う女を…
天国のようなバカンスから暗い安アパートの一室でヘロイン中毒になるまでの転落具合。その後ジェラールは娼婦と結婚し子供も設け、再び天国のような生活に戻る(妻が白い光の中で赤ん坊をあやすショット!)が、そ…
>>続きを読むフィリップ・ガレルの中ではどうしてか存在感が薄い気がするが、良品だと思う。上手くいかない2組の男女。ヘロイン中毒のヨハンナ・テア・ステーゲとの手をつなぎながらの排尿シーンが印象的。紙がなくなったらそ…
>>続きを読む表層を支配する寒々とした感触が自己破壊的な衝動すら感じさせるにも拘わらず、追想される元パートナーとの日々には愛が横たわり続けている。右往左往しているという表現の方が正しいかもしれない。
放尿しながら…
語りはひどく早いのに、想いは膠着していて、何が起きても外的で時間に置いてかれ、想いそれ自体は何に進展するわけでもなく今後もずっとこのままで、新しく始まる愛も結局ここに行きつくだろう、という暗さや重さ…
>>続きを読む中々良い。ガレルが死別した妻(velvetsのNICO)に捧げた映画で、ジャンキー女とのつかず離れずな恋愛が描かれるも、やっぱり最後は死者追悼映画となる。まぁ、NICOにささげたのだから当然か。
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