50年代末のアルジェリア戦争当時のパリを背景に、政治と愛に生きた一人の男の軌跡を描いた、美しくも苛酷な作品✧*。
モノクロ映像にピアノの音色。セリフで多くは語らず映像でしっかり魅せる。しっとりした…
今 自分の目の前から掛けがえのない人が消えようとしている
姿を見れば涙が溢れる 何をしてても泣けてくる 映画館の演技は感傷的な迫力だった
1950年後半パリ アルジェリア解放戦線に身を投じたジャン…
自由、夜
Liberté, la nuit
その峻烈にはためく風のありかに、白いシーツに、ミシンに、灰色の路地に、夜に、世界の声は、見つめ合う二人の、そしてひとりの、眸の微動のふるえの前では、自由…
フランスの恋愛映画は門外漢なので余計なこというと墓穴掘りそう。
メインは恋愛だけど、アルジェリア戦争(1954-1962)中のフランスにいる文化人たちの間にあった闘争も扱ってる。
「フランス警察は占…
台詞、音楽全てがモノクロの中で際立って美しく大人の黄昏れるような哀愁と青春を感じた。
1950年代末のアルジェリア戦争を背景に、アルジェリア解放戦線を支援し極右組織に追われる活動家の男と、…
ピアノに頭をかき回されるような。
別れることに納得してるつもりなのにどうしても悲しみを抑えられない元妻の様子が痛々しくて、なんのかんの言ってさっさと(若い子と)新しい恋に移行する夫の気持ちの軽さに…
『秘密の子供』と同じく、ファトン・カーンのピアノが甘美。よくもわるくも饒舌に女たちのまなざしを代弁する。エマニュエル・リヴァの対照的な二度の裁縫、洗濯物のシーツによってくりかえし寸断される愁嘆場など…
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