冒頭、女性が服を買い歩く優美な撮影の連続に都会的な自由を感じつつ、『眠りの館』然りこの頃のダグラス・サークは、物語を進める役割を男性に背負わせつつ、コーネル・ワイルドと女性が愛を語るカットバックまた…
>>続きを読む最初の脚を追う場面から帽子のマッチカット、ブルネットからブロンドへと髪色を変えて完全に変貌した女は一体どんなことを生業にしてるんだと思ったら仮釈放の新生活に気合い入れてただけだった。この女の人も結構…
>>続きを読む後半まさかそんな話になるとは。
ここで終わりかな?と思ったところでまだ3分の2だった。
展開の早さが凄まじくて、80分とは思えない濃密さ。
ただだからこそ、本筋にあまり関係のないシーンがあることが…
途中まで誰の本心も分からず、結論が出た直後に映画館で観た映画をなぞり始めるUターンがすごい。この映画に限らず、ガソリンスタンドが出てくるとアメリカ映画になるのは何なんだろう。『気狂いピエロ』を思い出…
>>続きを読む足元へのショットが物語の結節点となり、保護監察官と仮釈放中の受刑者女性という壁を越えて向き合う二人のサイドからのショットがそこに愛の萌芽をもたらし、転がり落ちていく絶望的な愛の逃避行が時代の暗さを画…
>>続きを読むシネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。
賭博士の恋人のために殺人を犯した女性が仮釈放となり、保護観察を受けることになる。保護観察官から「仮釈放中は、結婚・賭博などは厳禁!」と言われるのだが、その保護観察官と…