悲しみは空の彼方にの作品情報・感想・評価

『悲しみは空の彼方に』に投稿された感想・評価

4.0
このレビューはネタバレを含みます

《ダグラス・サーク傑作選》⑤

都合が良過ぎ?のとこもあるけど面白かった👌
現代でも問題な"MeeToo"、"黒人差別"、"母子家庭"をこの時代に入れてるところがスゴいなぁ〜っ...🤔
今だと女性同…

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宫痲
5.0
ドストエフスキーと全く異なる形でメロドラマの極地を見せている。
Leo
4.5

60年代に入る前に、世代間の対立と人種問題を描いたサークの先見の明は、確かにアメリカの実態を捉えた。渡米後20年にして、ドイツ人サークがアメリカを観る目は、アメリカ人のそれを凌駕した。
色彩豊かで画…

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このレビューはネタバレを含みます
それぞれの得たい幸せと葛藤
4.7

人種問題に対するテーマはある意味で時代の限界も感じるが、鏡というモチーフの象徴的な使用によって、自らのアイデンティティを受け入れることの普遍的な価値を認めた名作だった。
鏡というモチーフは、本物のよ…

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sak
4.5
ひたすら豊穣な画面。鏡による分裂。広い室内をひたすら動き回る登場人物たちとカメラ。ファニタ・ムーアの死は運動の/による死を告げている。

邪魔の入る要所の切り返し。所有欲の言い訳の愛。私は上がっていく、と言いながら降る階段。赤でのつなぎ。青の台本と火、からの茶番
君は映画さえあれば僕は必要ないってえぐいセリフ
最初の枕の動きのスリリン…

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撮り方は上手い。気持ち悪いくらいに上手い。なのに上手さを感じさせないところがさらにすごい。
こういうメロドラマは全然好きじゃないんだけどその超絶技巧を見たいがためについつい最後まで。

国立国際美術館のノー・バウンダリーズ展でミン・ウォンの《ライフ オブ イミテーション》ビデオインスタレーションを観た。1959年のハリウッド映画「イミテーション オブ ライフ」(邦題は「悲しみは空の…

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