"能"の世界を実写化した様な表現はスリリングで挑戦的。若い女と浮気を繰り返す夫と毎夜丑の刻参りに出かける妻、という台本にしたら一ページくらいの内容を映像と演出で見せきるの豪腕さに惚れる。とりわけ執念…
>>続きを読むヒッチコックを連想させるかのような効果音の中
山林を駆け抜ける乙羽信子
青白い光に灯される薄ら笑いや
ギリギリのラインで映し出される裸体など
コミカルかつシュールな世界
自分がイメージしていたものと…
久々の鑑賞。カミさんに対して何処までもスパルタな新藤兼人。それにきっちり必要以上の怪演で応える乙羽信子。今作は更にフラワー•メグで目の保養もできるので、新藤作品の中ではかなり好きな一本。素晴らしい、…
>>続きを読む新藤兼人作品
世にも奇妙な物語のプロトタイプと言うべきか。
話としては、浮気亭主を、浮気相手との密会時に、嫁が無言電話で圧力をかけていく。
その描写が、「能」の世界観であり、幻想的に表現されてい…
近代映画協会