「この映画がいいね」と君が言ったから11月22日は赤い風船記念日。って感じ。
素敵すぎて震えた。私の心の臓が、風船と共に少年に掴まれたり、グレイトーンのパリの街をゆらゆらと漂ったり。
いい所を挙げだ…
映画が映画になるための条件を、端的に示した作品のうちの1つだろうと思う。そして、やはりここにもモニュメント(像)とモーメント(瞬間)が宿っているように感じられ、前者は風船であり、後者は少年との触れ合…
>>続きを読む1950年代のパリの描写が美しい。
登場人物はほとんどしゃべらないのに、風船と少年の関係性や、少年の孤独、周囲からの冷たい目線がじんわり伝わってくる。
セリフがない分、視線、動き、間がすごく大切…
とにかく綺麗。
構図も良いし、光の使い方もうまい。
さらに引の絵が多いから、奥行きも出てる。
風船の撮り方も謎。
cgがない時代にどうやって撮ってたんだろうって思う。
色使いも良くて、基本服装も街並…
風船がトマトみたいに丸くつやつやで、お茶目で可愛い🎈
全体的に青みがかった映像に、子供たちや街ゆく人も青い服が多いため
風船の赤が映える
計算しつくされた美しさ
風船の動きはどうやって撮影…
(C)Copyright Films Montsouris 1956