肝心の理事会は、アホな生徒が書いた手紙を釜足さんが読んだりしてコミカルな雰囲気になったのは良かったけど、原節子が多数決で支持される決め手がイマイチ分からなかった。
ラストの軽快な音楽と、海に向かっ…
そんな結論でいいの?となってしまうPTA会議だが藤原釜足先生の誤字だらけの偽💌朗読、偉人の名言発声マシーンと化す伊豆肇等シュールで面白い。
絡んできた与太者を殴ってしまい罪悪感に苛まれ涙する池部…
前編は、私的には大変な盛り上がりを見せた訳であります。
しかしながら、後編は昭和2,30年代特有の意味の分からない心の悩みを表す演技に、
かなり強引なストーリーの持って行き方に残念です。
それでも、…
このレビューはネタバレを含みます
すごい映画だった。色んな意味で。
敗戦後、日本の古い封建的な価値観を否定して、急速に西欧の自由な価値観を取り入れようとする、焦りにも近い当時の日本の空気感を感じた。映画の中身というより、この映画が…
アマプラで鑑賞。えらく長い……と思ったら元は前後(正続)編だったんですね、1949年版は。繰り返しますが、とにかく長いので、正直1963年の日活カラー版を先に観ていて良かったです。どうしてこうセリフ…
>>続きを読む前編とくっついた形で、3時間ストレートで観られた。
理事会で保守層と革新層が話し合いをするシーンで、誰もがたびたび論点をずらしたり、揚げ足を取ったりする様子がまるで今のSNSのリプ欄を見ているかのよ…