このレビューはネタバレを含みます
始まりのシチュエーションは、アルモドバルのオールアバウトマイマザーと同じものを感じる🤔
(アルモドバルの方が後だけど)
女優として、演じることへのプレッシャーをひしひしと感じる🥺
ラストでベロベロ…
ジーナローランズはこの時47歳か。まさに役の通り、もう若くはない自身の内なる葛藤をそのまま剥き出しにしたような鬼気迫る演技だった。
ラストの舞台ではあんなに泥酔していたのにいざ登壇するとまるで別人の…
カサベテス監督ファンの家族から教えてもらって30歳位で鑑賞した時には良作だなぁと言う感想でした。
それから年月を経て思うのは主人公の心の変化が微妙な演技の端々に徐々に現れる素晴らしい演技力とそれを…
カサベテス特集
頭がおかしい人の演技をするジーナローランズのこわれゆく女に続く第二弾みたいなやつというかそれの女優の舞台裏バージョンみたいなやつ
幽霊的なものが出てきて盛り上がったりもする
基本的に…
ベテラン舞台女優が、自身の熱狂的ファンの死を目撃してしまったことで、酒に溺れ、幻覚を見始め、精神が不安定になっていく。
『アメリカの影』『フェイシズ』『こわれゆく女』と、ことごとく合わなかったジョ…
カサヴェテス特集⑤
舞台女優のマートルが、本番を目前にしてどんどん情緒不安定になり、現実と役柄、自分自身の境界線がぐちゃぐちゃになる
最初は入り込みづらいけど、だんだん舞台ものとしての異様さに気…
このレビューはネタバレを含みます
「キング・オブ・コメディ」じみた不穏な冒頭から『女優が若さの幻影に囚われておかしくなる話』ね、と思っていたらなんか酒の力でイマジナリーナンシーを封じ込め、ベロンベロンのまま舞台に立ち最後はカサヴェテ…
>>続きを読む「フェイシズ」「こわれゆく女」の流れを汲んだ作品なのかな。
またしてもメンタル崩壊の危機にあるジーナ・ローランズの脆さと狂気を孕んだ演技が凄い。
劇中劇という設定を活かし、どこまでがお芝居で、どこま…
女優の崩壊譚では到底片づけられない。
この作品は演技という行為そのものが主体の輪郭を侵食し再編成する場であることをこれ以上ない密度で可視化している。
ジーナ・ローランズ演じるマートルは若さと死の幻影…
常にオジさん顔のような咥えタバコのジーナ・ローランズに哀愁を感じた
女優として生きてきた感情の生々しさを舞台裏まで追う
マートルの精神崩壊寸前のカオス
日常までぎこちなくなる人間の心の微妙なズレを…
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