オープニング・ナイトに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『オープニング・ナイト』に投稿された感想・評価

ジョン・カサヴェテス監督・脚本。ジーナ・ローランズ主演の、もう一つの「こわれゆく女」。144分。
文化村ル・シネマにて
き
4.9
カサヴェテスとジーナローランズは一体何を通じ合ってるんだ

これだけ錯乱しといてやり切れちゃったことで最初のマートルと最後のマートルの役者としての深みが目に見える
カサヴェテスの監督力
4.1

この作品を初めて見たので、『オールアバウトマイマザー』が、すごくこの作品の影響を受けていたり、オマージュしてたりすることに気づいた。ファンの子が轢かれるという展開然り、表情や仕草然り、赤色然り。

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M
4.2

ジョン•カサヴェテス監督

この力強さはなんだろう

出し抜けに目があった女の人は、とても力強く何かを信じている目で、目の奥と目の奥で通じ合うような類いの力強さだった、視線が目の奥に届いてそこから腹…

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Haru
4.6

いきなり映画が始まったとおもったら
勝新太郎の女版のような
ジーナローランスがかっこ良すぎて
あっという間の144分だった。

ていうかこのテーマの作品を妻に演じさせるジョンカサビティもすごいな。

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TT
5.0
“孤独な夜を知ってるの?”

ジーナロランズが俯いて、タバコを吸うだけで物語が始まる。
5.0

このレビューはネタバレを含みます


「チャイニーズブッキーを殺した男」と対をなすような、既定路線のエンターテイメントぶっ壊し映画。一体何人の映画人たちが、この映画の影響を受けて狂っちゃったんだろう。

ストーリーは、17歳の少女に取…

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カサヴェテス作品は奥が深く、生身の人間を浮き彫りにする。歳を取ることは決して悪いことでも恥ずかしいことでもあらず。キャメラ・ワークは相変わらず粗いが、そこがまた妙にリアリティーが生まれるから不思議。
7子
5.0
演技と自己、というか自己とは。終わって、ずごずぎるって言った。いよいよカサヴェテスのことが大好きに。

凄まじい。
輪郭がぼやけて、鏡像異性体の様に手が重なり合うあのショット。画面の半分が蒸気の様な輪郭に支配されるあのショット。そこから引き込まれた。それ以降は時間を感じさせない。

今敏だったり、ダー…

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