銀嶺の果てに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『銀嶺の果て』に投稿された感想・評価

Omizu
3.7

【1947年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
黒澤明のオリジナル脚本を谷口千吉が映画化した作品。キネマ旬報ベストテンでは第7位に選出された。

冬の北アルプスを舞台にしたクライム・サスペンス。…

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黒澤のオリジナル脚本「山小屋の三悪人」を、谷口が初監督作品として映画化。そして三船のでbチュー作であり、伊福部の初の映画音楽と、初めて尽くしの山岳サスペンス。
4.0

まず真っ先に自然の大きさと過酷さに目が行く。当時ろくな防寒具も防寒着もなかっただろうに、あのものすごい山のなかでどうやって撮影したのか、ただただ驚く。
この映画は谷口千吉さんの初監督作品、三船敏郎さ…

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『必死の逃亡者』や『キー・ラーゴ』のような密室劇になりかけるも、志村喬がヒューマニズムを発揮しまくり一転して感動作へ。
演出は正統派だが、ロケーション・童謡・若山セツ子の取り合わせが抜群で、決してハ…

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月影
3.6
谷口千吉監督作品で、脚本が黒澤明。
キャストは黒澤組の三船敏郎に志村喬。

雪山のシーンが出色。あれはロケで撮ったのだろうか。雪崩はリアルだった。

三船敏郎はクソ野郎の役だが若くてカッコよかった。
伊福部音楽が映画初にして既に完成の域。男共がタバコをうまそうに吸う場面が心に残る。凶悪犯たちを主役に据えながらも、黒澤脚本らしい人間讃歌が伺える。チンピラ三船がやけに新鮮。
4.0

以下メモ

* 伊福部昭が初めて映画音楽を手がけた作品
 * 多くは語らない登場人物の心情を表現しているような音楽
 * 雪崩のシーンの緊迫感
* 雪山の景色の壮大さよ
 * 自然の雪山の絵が本当に…

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このレビューはネタバレを含みます

📺で『生きる』を観て、志村喬の映画を他に見たくなったので。

1947年
黒澤明・谷口千吉 共同脚本
谷口千吉監督デビュー作

   ***************
野尻(志村喬)と江島(三船敏郎…

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おじいさんの言葉がかっこいい。
サングラス取って驚くとこがなんか良かった。
3.8

冬の北アルプスに逃げ込んだ銀行強盗3人組の逃避行を描いておりサスペンスなんでしょうが、山好き、登山好きの人たちへの愛や讃歌がつまった作品でした。

レビューで皆さんに「かっぺ言葉」と言われている若山…

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