【1947年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
黒澤明のオリジナル脚本を谷口千吉が映画化した作品。キネマ旬報ベストテンでは第7位に選出された。
冬の北アルプスを舞台にしたクライム・サスペンス。…
まず真っ先に自然の大きさと過酷さに目が行く。当時ろくな防寒具も防寒着もなかっただろうに、あのものすごい山のなかでどうやって撮影したのか、ただただ驚く。
この映画は谷口千吉さんの初監督作品、三船敏郎さ…
『必死の逃亡者』や『キー・ラーゴ』のような密室劇になりかけるも、志村喬がヒューマニズムを発揮しまくり一転して感動作へ。
演出は正統派だが、ロケーション・童謡・若山セツ子の取り合わせが抜群で、決してハ…
以下メモ
* 伊福部昭が初めて映画音楽を手がけた作品
* 多くは語らない登場人物の心情を表現しているような音楽
* 雪崩のシーンの緊迫感
* 雪山の景色の壮大さよ
* 自然の雪山の絵が本当に…
このレビューはネタバレを含みます
📺で『生きる』を観て、志村喬の映画を他に見たくなったので。
1947年
黒澤明・谷口千吉 共同脚本
谷口千吉監督デビュー作
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野尻(志村喬)と江島(三船敏郎…
冬の北アルプスに逃げ込んだ銀行強盗3人組の逃避行を描いておりサスペンスなんでしょうが、山好き、登山好きの人たちへの愛や讃歌がつまった作品でした。
レビューで皆さんに「かっぺ言葉」と言われている若山…