このレビューはネタバレを含みます
1967年、日活。
神戸の街が素敵。
渡哲也さんって寡黙なイメージだっただけに、女を口説きまくる主役・五郎の姿が新鮮に思えた。ただ、この五郎の、というより渡さんのセリフは、どれも真似したくなるものば…
尼崎だかゲットー地区に行った時に町ぐるみで暴力と売春となんとかを無くしましょうみたいなこと書いてあってそのなんとかいうカタカナがなんのことだろうと思った。覚醒剤かなんかだろうけど。
清順作品と比べる…
序盤で渡哲也と藤竜也が繰り広げるブロマンス的としか言いようのないやりとりや浅丘ルリ子とのセクシャルな駆け引きなど粋な会話劇としてかなり楽しい。バーかどこかで東京の宝石商を殴り倒した渡哲也が帽子を深く…
>>続きを読む日活