「日本沈没」(1973)「八甲田山」(1977)のコンビ=森谷司郎監督×橋本忍脚本が初めて組んだ一本。実際にあった警察の隠ぺい事件を描く実話映画。原作は「真昼の暗黒」(1956)と同じく人権派弁護士…
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無実の罪を証明するため、被害者の墓を掘り起こしてその首を切断し、生首を田舎から東京まで持ち運び大学病院で死体の調査をしてもらう話。
最初は割と間延びした印象だったけど、生首を切り落とそうとするシー…
隠蔽された警官による暴行死を暴くべく、誰にもバレないように死体の首を持ち帰るというなかなかのサスペンスなシチュエーションは面白いのだが、如何せんスタンダードの画面いっぱいに小林正樹の酷い顔芸心理演技…
>>続きを読む森谷司郎監督、1968年の作品。
1944年に茨城県那珂郡長倉村で炭坑夫が警察に逮捕、尋問中に変死した原因が脳溢血による病死によるものとされたことに疑問を持った正木ひろし弁護士が、遺体から首を切り落…