『M』に投稿された感想・評価

3.8
20211031-428
1930年、ベルリン
集団心理、自警団、私刑裁判
M(Murder)

美術:エミール・ハスラー、カール・フォルブレヒト
ギョロ目でモクモク映画
たまにこのアングル良い〜ってなるところが何回かあった

ラングがアメリカに亡命する3年前の映画で、ナチスの台頭というか大衆の脅威みたいなものが、警察と大衆の関係のなかでよく現れている

その大衆の描き方が秀悦だ

大衆はもはや警察や司法を信用していないし…

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KEY
2.0
2025/436本目
NK
4.0

1930年代のベルリンで、幼い少女ばかりを狙った連続殺人事件が発生した。警察の必死の努力にもかかわらず犯人逮捕の目処は立たず、市民や暗黒街の犯罪者たちは彼ら自身の手で犯人を捕まえることを思い立つ。

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3.9
このレビューはネタバレを含みます
犯人の目力が白黒でより強調されていて迫力があった。
パッケージの店の窓に映る姿とそれを見ている姿が犯人の2面性を表現しているようですごく良いと思った。
Rinko
3.0


犯人の目力がモノクロ作品にに映えて
より不気味さが感じられました。

子どもに何をしたのか…
直接的な映像を見せず
風船やボールを映す事で予想させるあたり
お上手👏

どちらかというと群集心理的を…

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4.4

1918年ドイツのWW1敗戦、1928年世界恐慌による不安定な国内情勢がベースにあって、本作の制作年1931年は1933年から始まるナチスドイツの人種政策の前という微妙な時期。

ラング自身も主演の…

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sames
3.6
このレビューはネタバレを含みます

約100年前にここまでのものが作られていたとは驚きです。
幼女の誘拐殺人犯を追う自警団?市民?
乞食ネットワークを監視カメラとして犯人を見つける。口笛を手がかりに意外とあっさり見つかる。フェイクはな…

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