記録用
アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督作品。
地方の街へやってきたジェルマン医師。
医師として信頼も厚いが街に「カラス」を名乗る告発文が町中に溢れ返る。
人々は告発文の内容により疑心暗鬼になっ…
小さな町で個人の罪を告発する手紙が出回り、人々は混乱と共に匿名の書き手をめぐって疑心暗鬼に陥る。時代のせいで観る者にそうなったのねと思わせる手法が少し解りにくくもあった。終盤に真相が矢継ぎ早に明らか…
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妻と子を同時に無くしてしまった過去を持つ無愛想なジェルマン、淫らで不安定なドニーズ、自分にとっては魅力的なキャラクターではなかったけど、2か月で800通以上届いた不気味な手紙とそれに踊らされる住民た…
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犯人当てが難しくて面白かった。
ローラか郵便局員の少女が犯人だと思ってた。ローラの夫である精神科医は全くのノーマークだったのでめっちゃびっくりした。
息子の仇をうって去って行く老女の後ろ姿がまさに…
前作『犯人は21番に住む』のような軽さはなく、ナチス占領下の時代に撮られたコミカル要素皆無な重々しいサスペンス。カラスと名乗る人物によって小さな町にばら撒かれる密告文書たちが人間関係と社会をジリジリ…
>>続きを読むフランスのある田舎町。医師のジェルマンの元に「カラス」という謎の人物から中傷の手紙が届く。カラスからの手紙は他の人々にも届き自殺者まで出る騒ぎになる。
印象的なシーン
・学校と病院は併設?
・ドニ…
現代のものさしで見て分かりづらい、となるやつをやってしまったが、キレキレで謎めいていて良かった。カラスと名乗る密告者の手紙が村を騒がせるのはSNSを風刺しているようにすら見える。
カラスにより秘密を…