Mに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『M』に投稿された感想・評価

◆あらすじ◆
1930年代のドイツ・ベルリンの街で幼い少女を狙った連続殺人事件が発生する。ローマン警部を始め警察が犯人を追って四六時中、街中で取り締まりを行うも犯人の手がかりもつかめない。一方、警官…

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このレビューはネタバレを含みます

殺人事件、警察の大捜査、それに迷惑を被る犯罪集団の動き、手がかりと追跡、包囲網、心神喪失による刑回避の是非と私刑、そしてラストの母親たちの嘆き……と実に多くの要素が描かれるスリラー。
犯人探しを楽し…

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3.1
"Mörder"
フリッツ・ラング監督初トーキー作品にしてサイコスリラー映画の先駆け
ギョロ目とラストの大集合が印象的
Ta
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ピーター・ローレの目玉がギョロギョロする映画。

面白いと同時に、ものすごい危険さを感じた。

もし犯罪者が心神喪失者だったらという現代でもセンセーショナルな論争に対し、映画が終わるギリギリまで「私…

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タバコの煙
アマプラの直訳ガバガバ字幕がちゃんと訂正されていた

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序盤は、よくある連続殺人犯vs警察みたいな構図から、犯罪者集団による殺人鬼追跡も加わって行き、段々と展開が読めなくなっていく様が面白い。そして最後の裁判劇でメッセージを投じるという脚本が良い。
さけ
3.5

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ミステリーかと思いきや社会派作品だった。

影を使った演出などカメラワークが秀逸。
BGMとかがないので、犯人の口笛の“山の魔王の宮殿にて”がとにかく印象的。

テーマも重いというか、刑法39条につ…

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煙
4.0
冒頭5分の尋常ではない緊張感。
黒い男がやってくる。
肉切り包丁握り締め。
ミンチになるぞ。
ミンチになるぞ。


群衆。ピーター・ローレが意外とむっちり。

官権のみならず、シノギが厳しくなった犯罪者ギルドにも追われる「M」という構図が面白い
当時の捜査技術を伺い知れ、物乞いグループで捜査していたギルド側が一歩先んじていたのがいいw
犯罪者集団による裁判…

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再見。
ラストがやはり圧巻。カメラは絶望を捕らえている。
風船とボール。いくつもフレーム外から来る手。
彼はMである。

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