驚きしかない
100年ほど前から本格的映画が製作され、人権問題まで取り上げているとは凄い。
TVなどの古い映像記録から知るその当時の日本を思い浮かべると、一般市民レベルでの差が相当ある。
軍需産業…
ピーター・ローレ変幻自在?特集でシネマヴェーラ渋谷で拝見しました。
濱口竜介監督の本を読んでフリッツ・ラング監督作品をしっかり観るようになったが、彼の重要さをしっかり把握していなかった自分がとって…
なかなか良い映画でした。犯人捜索のあたりは真剣に見入ってしまいました。人民裁判なんかは人治主義への警鐘なんだろうか。
殺人鬼役の演技力がとても良かった。
暗黒街のボス役がナチスの国民的俳優となって…
1931年。アドルフ・ヒトラーが、1933年1月に首相となった年の2年前。第一次世界大戦(1914 - 1918年)で、敗戦国となったドイツが、1919年のベルサイユ条約で、戦勝国(アメリカ、イギリ…
>>続きを読む【同士よ!信用は死んだ】
あの「メトロポリス」を生み出したフリッツ・ラングの作品だと聞いてめちゃくちゃ気になって鑑賞しました!
まず幼い少女ばかりを狙った連続殺人事件が発生した、犯人から犯行予告ま…
このレビューはネタバレを含みます
連続少女殺人犯ハンス(ピーター・ローレ )を追い詰める警察と犯罪集団の話。
どの人物も、ドイツ語のその喋り方や存在が独特で強烈。映像も。
警察が無能でほとんど機能せず、犯罪集団…
この映画を作った国で、たった数年後にどうやってナチが台頭したのだろう。
犯罪者集団が大手を振って警察をバカにしたり、歯向かったりするシーンが非常に印象的だった。
先頭には、はすっぱな女性がいて、ス…
それぞれの視点での「正義」がぶつかり合う映画。
約95年前の作品とは思えないほど、音の使い方やカメラワークが洗練されているわね。
音の静けさがかえって緊張を生み、音楽が張りつめた空気をさらに研ぎ澄ま…
フリッツ・ラング監督初のトーキー映画。
約100年前の映画とは思えない程、ショットの構図や照明など、綿密な画造りに驚かされる。
街頭の連続誘拐犯の懸賞金の看板に少女がボールを当てているところにカ…