制作に行き詰った映画監督の現実逃避が次第に現実を侵食していく物語。アート寄りの作品。
本作は現実と主人公の妄想・回想パートに分かれるが、現実パートも無機質な舞台で衣装や描写が宗教じみているため、そ…
本人にとっては、とてつもなく切実なことが具体的になればなるほどに、他人にとっては関心の対象外になっていく原理は、うなされて目覚めたばかりの悪夢を誰かに話す体験からもよく分かる。
そのことを少し寂し…
フェリーニ監督作品を見たことなかったけど、全部こんな感じなんかな。
難解もええとこ。
1から10まで、ガチで何言ってるか理解できへんかってんけど、それ用にラストシーンでまとめてくれてたんが親切設計…
巨匠の作品は、どうしてこうも品があり、格式が高いのだろう。一つ一つのシーンが本当に美しく、いちいち構図が素晴らしい。そこにまるでアーティストのインスタレーションのような壮麗なライティングが加われば、…
>>続きを読むこの人すごい綺麗な映像撮る、タランティーノに似てるなと言うか、影響受けたんだなってのが結構みて取れる、サラギーナの踊りとか、足元のクローズから引きながら全身を舐め上げるカット、踊りの部分は言うまでも…
>>続きを読むきょうはこれを見るべきな気がする! と思い立って見てたんだけど、こういう「ストーリーを追う」のがメインではない映画は絶対的にスクリーンで観るべきであって、家のテレビ画面で見るものじゃないんだよな。女…
>>続きを読むやっと観た。
“あなたは自由 でも時間がない 決意しなきゃ 急ぎなさい”
“幸福とは誰をも傷つけずに真実を言うことにある”
“人生は祭りだ 共に生きよう”
印象的な言葉がたくさんあったなぁ。
…
画面があまりにもカッコいい。陰影、構図、背景の人物たちの不自然ともとれる動き。あらゆるものが異化されている。
ラストシーンはみんなで踊る。
エヴァ付近のアニメは、こういう所から影響を受けていそうだと…
映画監督のある生活を描いた話。面倒なことに現実の時間、作中で作る映画の時間、そして主人公の夢の3つの時間軸がある。それぞれの時間軸の切り替えがスムーズで切り替え時の違和感が少ない。登場人物や服装で何…
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