湿潤にざらついた手触りとでも言おうか、主演したのがマルチェロ・マストロヤンニということもあり、次作となる『8 1/2』(Otto e mezzo)の前奏曲(prelude)といった風情が、濃密に立ち…
>>続きを読む大好きなフェデリコ・フェリーニ監督作品です。
この作品で、彼はストーリーの呪縛から解かれました。
豊潤なイメージの連続から語られていく物語は、方や難解だという批評もあるようですが、
なかなかどうし…
古いし長いから挫折する気で見始めたが、面白くて一気に観れた。
冒頭のキリストが吊るされてるシーンとラストの天使の方でなく、俗世の方に流れていくシーンは印象的だった。
人間の精神から神が消え、消費社会…
フェリーニの脳内イメージのつるべ打ちに僕の脳内から謎の物質が分泌されっぱなしの3時間!
巻頭の宙空を行く巨大なキリスト像に圧倒され、トレヴィの泉の中でアニタ・エグバークと踊るマルチェロに魅了され、砂…
146.3056
毎夜の空虚な馬鹿騒ぎを3時間観せられる。歳をとるにつれ、無意味な馬鹿騒ぎの時間ほど愛おしいものはない。ただ人の馬鹿騒ぎは画としては下らなく、どこまで自分との共通項を見出せるか、或…
この映画の監督は、「道」や「青春群像」や「サテリコン」などのフェデリコ・フェリーニ。
そして、これらの作品で、断片的に、あるいはこじんまりと、まとまった形で提示されている問題が、この映画では力いっ…
最初に見たのは中学生の時、ちょうどフェリーニが亡くなり、追悼でケーブルテレビの映画チャンネルで放送されていた。淀川長治さんの解説があって、「ヘリコプターでキリスト像が吊るされてるんですね、これ、すご…
>>続きを読む長いけど出てくる人や街にいちいち華があって作品全体に広がっている。色々発展した現代でもこういう作品には敵わない。やはりアニタエクバーグ🇸🇪👏 マーゴットロビー似てる。可愛い少女の事を彼が忘れていて良…
>>続きを読む好きにならなきゃいけないていう謎の圧vs説明ほぼゼロの構成かつ約3時間ていう長尺にひたすら耐えなきゃ の葛藤してた笑
終始華やかなパーティーが映し出されるんだけど、どこかその煌びやかさの裏にある虚…