自惚れは自滅を招くっていう話。
妄想と現実が入り乱れる演出と、フレドリック・マーチの演技が素晴らしい。
ビフの「いつも自分たちが偉いと思ってる自惚れが父さんを殺すんだ」「僕たちは特別な人間じゃな…
辛い、落ち込んだ
自分のおじいちゃんが認知症だからちょっと重ねてしまった
オリバーとの面接が上手くいかなかったビフに対して「お前は感じが良かったから覚えてくれるはずだ」的な言葉を投げかけていて、息…
主人公の目がイッテて怖い。過去と現実の区別がつかなくなるシーンが見ていられない程、真に迫っていた。画像も設定も相当古いが、今に通じるものがある。主演のフレドリック・マーチは「我らの生涯の最良の年」に…
>>続きを読む現実の悲劇と希望の妄想が混濁した老セールスマンが生きる世界。アーサー・ヒラーの戯曲の沈痛な感情をラズロ・ベネディク監督が映画的に捉えた意欲作だった。老いる疎外感と後悔を痛感させる暖かかな家族との想い…
>>続きを読むビガーザンライフとか白い刻印と同じく狂った父親表象を通してアメリカの歴史を学ばされる。
舞台の映画化だけあって、幻想的なシーンでストロボ焚いて独自の演出があるし、今見てもなかなかに面白い。ファイトク…
家父長制の重圧
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
📍あらすじ
ウィリー・ローマンは60代の落ちぶれたセールスマン。献身的な妻リンダに支えられているが、…
立志伝中pathos Paranoia. 自我を支える己への偽証、すがる欺瞞。その悪夢から寝覚る息子、光の消失点へ走る父。立志伝中・ステレオタイプのパースペクティブ。思慮浅き他者比較。憧憬と尊敬の兄…
>>続きを読む今で言う認知症(もっと酷いかも)に悩む老人の話。
まあとにかく辛いです。
老いの悲しさ、わからなくなる現実への虚しさみたいなものが丁寧に描かれていました。
結末が悲しいですが、話としてよくできていて…
ジュネス企画