私的大傑作。茹だるような汗ばむ暑さの中で、京マチ子とその周辺の貧しい日常生活が続いていく。
そのあけすけな会話や挙動をじっと切り取って行く岡崎宏三のカメラと照明、水木洋子の脚本、林光の音楽、俳優たち…
土壇場のピンチを咄嗟の嘘で切り抜けられない京マチ子(×2回)。女友達を休ませるため、すしづめの実家に連れてきてしまう京マチ子。
冒頭のキャットファイトで見せた京マチ子のふてぶてしさは、桑野みゆきがあ…
冒頭の無言で繰り広げられる異様なキャットファイトから最高。そして小狡い妖怪みたいなバーテン、叩き潰されたゴキブリ、悪臭が漂ってそうなドブ河などの素敵なイメージが連発! 予想以上の傑作でした。
狭い…
桑野さんが異様に明るく振る舞うたびに京さんを責めてもしょうがないの分かっててそうするクセついちゃったんだなーと思って泣ける。
でもテープレコーダーの下りとかギャグに寄り過ぎじゃないかしら。
冒頭の…