日本のドキュメンタリー映画の洗礼が「ゆきゆきて神軍」であるという方は多いだろう。
かく言う私も、評判が評判を呼んだ公開数年後に大阪のミニシアターで衝撃を食らったくち。
疾走プロダクションの原一男に…
灼熱のアテネフランセにてDCP完成記念上映。素晴らしい人間讃歌映画でした。山形県牧野村に13年住み込んだ小川プロが実際に農作しながら取材撮影、そして村人たち出演でかつて村に起きた一揆の話を再現したパ…
>>続きを読む撮れないものをどう撮るかについてかなり高いレベルで作られたドキュメンタリーだと思った。
過去にあった事を撮る事は現実的に不可能だけれど、残された親族、残された石器を使って再現する事で、限りなく過去…
あの時代のエネルギーを味わってからアフタートークに入ると、温度差あまりにも大きすぎて萎えた。もうこの映画の中に出たくないくらいの傑作。エンディング村人たちが続々と出てくるシーンが「書を捨てよ」を観た…
>>続きを読むいろんな時間感覚が一つの映画の中に組み込まれている。それぞれの時間感覚が、互いの関係の中で立ち上がる。過去の出来事が語られる。しかし、それは常に現在において語られる。13年という時間幅の中で撮られた…
>>続きを読む予告編から、大木のようにしゃんと立った傑作を想像してたのだけど、ぜんぜん違ってて、ふつうにイカれてるというかチグハグで、過剰なまでにナラティブを作ろうとする謎の欲望みたいなので全編満たされており、神…
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