灼熱のアテネフランセにてDCP完成記念上映。素晴らしい人間讃歌映画でした。山形県牧野村に13年住み込んだ小川プロが実際に農作しながら取材撮影、そして村人たち出演でかつて村に起きた一揆の話を再現したパ…
>>続きを読む予告編から、大木のようにしゃんと立った傑作を想像してたのだけど、ぜんぜん違ってて、ふつうにイカれてるというかチグハグで、過剰なまでにナラティブを作ろうとする謎の欲望みたいなので全編満たされており、神…
>>続きを読む年末に「ニッポン古屋敷村」を鑑賞した。当時「1000年刻みの日時計」も続けて観ようと思ったが4時間近い作品を連続してみる体力が無いと判断した。今回、インフルエンザを得て、自宅蟄居中に観る機会を得た…
>>続きを読む山形県牧野村に、スタッフが13年暮らし、稲の成長や、民話伝承を研究し、ドラマ仕立てで再現したり、3時間42分が瞬く間に過ぎる驚異のドキュメンタリー。小手先で作った映画ではない。血が通い、心のある映画…
>>続きを読む道祖神のエピソードでどっかんどっかん大爆笑。ぶっちゃけ男根なんだけど本人に当時を再現させた演出は演技とは何ぞやと思わざるを得ない。「素晴らしいな〜」と事あるごとに口にし、道祖神を縁の下に隠してから現…
>>続きを読むこれは凄いものを観た、というお腹いっぱい感が凄い。
稲の生育の自然科学から、はるか古の縄文時代の考古学、そして牧野村とそこに生きる人たちの民俗誌がぎゅっとつまった4時間。
いろいろあるのだけど、畑の…
ものすごいスケール
今生きている人が、ずっと昔の先祖や亡くなった父や過去の自分を楽しげに演じる不思議な時間の捻れから
人の一生よりも遥かに長い時間の事を考えた
低いカメラがしつこく映す大地のぐちゃぐ…
このレビューはネタバレを含みます
衝撃的すぎて細かい感想を忘れてしまった。
宮下順子の素晴らしい仕事。
日本が滅びる時に一本だけ映画を残すならば迷いなく本作を選ぶ。
200分を越えているが、映画3本分以上の体力を要求されるので…