スタイリッシュかつアバンギャルド
ぶっ飛んだ社会風刺でありながら、どの画面もカッコよく知性に満ちている
手持ちカメラを最もスマートかつカジュアルに扱えるのが吉田喜重なのかしら
社会が作り出した偶像ゆ…
虚飾に満ちたマスメディア機構や日本国民の劣悪ぶりをスクリーンで白日の下に晒した社会派作品。吉田喜重監督作品。
「会社のためなら私は死ねます!」と言って頭にピストルを突きつける佐田啓二が、大企業の広…
集団リストラへの抗議から自殺を図るも生還し、素人タレントとして祭り上げられる男の悲劇。
ナヨナヨした佐田啓二が新鮮。周りの期待に答えよう名声を失うまいと迷走していく様子が哀しい。
宣伝写真のイ…
社会に踊らさせれている(生かされている)人間の様子が観ていてとても分かりやすい。
今回はメディアやマスコミに焦点が当てられていたけど、生活している中での情報操作は様々な場面であると思う。
生活す…
吉田喜重あまり見たことないが、吉田のパキッとした画面の完成度の高さってどうやってるんだろう。白いところがめちゃくちゃ白いというか。外ロケっぽい空も真っ白にとれてたり、常に白と黒のコントラストが良くて…
>>続きを読むマスコミの残忍さや、社会の浮き沈みの激しさが分かる作品。
“日本って積み木細工とおんなじよ、指一本ですぐ崩れる”
“有名になればなる程たたこうとする人間が多いから”
このセリフは日本映画史に残るセ…
松竹株式会社