二つの家族の対立の激化が父親の病理に全任せなただ可哀想なだけのお話でしかないので誰が死んでもどうでもいい。そんな中でやられる感情過多演出はやっぱり一番虚無を誘う。ロリ・マドンナの大した機能を果たさな…
>>続きを読む田舎のヤバいやつにぴったりなキャスティングは見事でしたが、うーん...ロリ・マドンナはどこへ行った...となる映画でした。一人の女を巡って家族の運命が狂っていくという、「傷だらけの挽歌」のようなプロ…
>>続きを読む戦争の発端をメゾ的表現で揶揄したエセカルターな内容、ヒロイン(や若い女性)と家畜ブタの賞像的な表現はゲボレベルと言える。
自然描写や洗練メロディでごまかしてはいるが、知的な部分をとにかく省いており…
山に住む二つの家族の土地所有権をめぐる争いを通してアメリカ白人貧困層(いわゆるレッドネック、今回はその中のヒルビリー)の生きざまを描く。片方の家の父親が「保守的で無教養」という典型的なレッドネックを…
>>続きを読むアメリカ南部の片田舎に住む2つの大家族が、土地を巡って対立し殺し合いに発展するという、アウトラインだけ聞くと超面白そうなんですが、イマイチ乗れなかった。レイプ犯を情緒こめて描くのもなんだかなぁってい…
>>続きを読む おやおや、
これは中々いい具合に
不愉快ですわねぇ〜。
みるみるうちに いい具合に 家族が崩壊していき、ギクシャクした 居心地の悪さが 次第に 広まっていくので ヒヤヒヤが止ま…
ヒルビリー・エレジーってのはこういうことなんだよと。境界の土地をめぐるフェザー家とガットシャル家の殺し合い。娘が犯された代償に盗んだ豚を返せというガットシャル(家畜と同じ扱いかよ)もアレだけどフェザ…
>>続きを読む基本的に冗漫な語りをオーバーラップで意味深に盛り上げてるだけの映画だけど、ロッド・スタイガーが息子のスコット・ウィルソンを殴り殺すとこの過剰性は良い。
そこからエド・ローターを介して一家の歪みを暴く…