生きとし生けるものの作品情報・感想・評価・動画配信

『生きとし生けるもの』に投稿された感想・評価

山本有三の原作を、橋本忍が脚色、日活入社第一回の西河克己が潤色・監督した。正義感の強い弟と、現実主義で長いものには巻かれろ的な兄。ともに、その生き方が間違っているのか、正しいのか。

三國連太郎(伊佐早靖一郎)
南寿美子(菅沼民子 会計課員)
三島耕(伊佐早令二)
北原三枝(八代恵美)
山村聰(曾根周作 社長)
笠智衆(遠藤老人)
山内明(曾根夏樹)
宇野重吉(周作の父親)
東谷…

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我路
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2015年 6月21日 シネラ 11:00〜
西河克己の日活入社1作目

大正15年の山本有三未完の原作を現代風に描き直した西河克己監督の力作。前半は三國蓮太郎と南寿美子の職場同僚の細やかな恋愛物だったのだが、後半は社長子息の山内明と三國の弟三島耕の資本家と労働者の軋轢が…

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生きとし生けるもの (1955年の映画)

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避 この項目では、1955年の映画について説…

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22.03

散文的な感じの様に物語は少しづつ進み若干最後あたりから駆け足感は否めないものの、タイトル通り古今和歌集の歌通りな作品。

笠智衆の話は説法が強く出ていたのがご姿勢なのか。
やはり三國連…

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一万円の誤差が結びつけた恋が日陰の貧しさゆえに試されるが正しさや愛情には日陰も日向もないと知る。

山本有三の原作を、橋本忍が現代に置き換えた作品。ボーナスの支払いミスを発端にした群像劇で、社長とその周囲の人間と、普通の社員が対比される。

先が気になる展開、キャストが魅力的で面白い。裕次郎前の日…

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このレビューはネタバレを含みます

1955年当時の1万円…って、現在の価値にするといくらぐらいだろう?
賞与が1万円多かったことを、正直に言えなくても、決してこの主人公を簡単に卑怯だとか狡いとか責められないような気がする。一度は返そ…

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やましさを封じ込めてなにデート重ねてんのー?って、みているこちらを心配にさせる心弱すぎの三國は最後の最後までぐらつきが持続しているのが良い。経営者側と労働者側どちらにも肩入れせずにそれぞれの人間がそ…

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