思春の泉の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『思春の泉』に投稿された感想・評価

左幸子が宇津井健の野糞の臭いを辿りながら、彼の落し物を探しに行くという、狂気的としか言いようのない場面が存在するが、それを普通の青春映画として簡素に演出していて衝撃を受けた。下は裁判、上は婚礼として…

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改題「草を刈る娘」で鑑賞。
農民のヴァイタリティが凄い。
ガハハガハハと笑い声が五月蝿い。
日活版が良い。
flyone
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改題版『草を刈る娘』。
左幸子と宇津井健の瑞々しく溌剌とした身振りのさわやかさがすばらしいが、ラストの駐在による「裁き」のシークェンスにおける、空間の拡大がわけてもすばらしい。
草を刈る娘「思春の泉」改題版
amazon.co.jp/dp/B0DK3G93SC
石坂洋次郎原作「草を刈る娘」を、中川信夫が新東宝で映画化。東北の農村の、馬草刈りでの小屋掛けが珍しく、巧く活かしている。日活のリメイクは61年、西河克巳監督、吉永小百合主演。
先生お得意の凄まばらモブがいまいち目立たず。向かいの長屋の屋根から祝言の屋敷をみんなで見てるとこくらい?ただ動きはない。
チャンネルNECO
2015.03

※再公開後~「草を刈る娘」
3.0

話は大したことないけれど、中川信夫監督の優しい演出になごみ、デビューしたばかりの初々しい宇津井健&左幸子の溌剌とした演技にほっこりし、それを物語的にも先輩としても見守るベテラン俳優たちの温かい視線と…

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我路
2.5
新東宝
2016年 5月21日 シネラ

2016年5月28日 シネラ 2回目

思春の泉 → 草を刈る娘

宇津井健のデビュー作で、左幸子が共演した、1953年、新東宝、中川信夫監督の力作である。
草を刈る明るく聡明な娘と、馬に乗って颯爽と現れた二枚目青年をお見合いさせ、交際が順調に発展する展開に、戦後の…

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