エロス+虐殺のネタバレレビュー・内容・結末

『エロス+虐殺』に投稿されたネタバレ・内容・結末

現代と大正時代のパートが同時に進行し、時折混ざり合う形式が印象的でした。その当時の左翼運動と民権運動を重ねて、本質的には現在もなにも変わってないということなのでしょうか。
セリフは観念的で、尺も非常…

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フレーミング、構図がどのカットもきまっていて目が離せない。
フィルムの質感とモノクロの美しさが相まって美意識の主張がとても強い。
だから演劇的語りのようなセリフや、虚構を映すシーンも違和感がない。

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日本近代批判三部作
❶「エロス+虐殺」
❷「煉獄エロイカ」
❸「戒厳令」
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製作:現代映画社
配給:ATG

ロングバージョン/3時間30分😴

大正時代に実在したアナキ…

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ディレクターズカット版(216分)

大杉栄をめぐる四角関係のドラマを現代(全共闘の時代)に引き摺り出して、歴史を現代との関係性と並置して描く。現代に大正を生きた人々を連れてくるのは、歴史の語り方の…

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吉田喜重の問題点は、決定打となる政治的な言説を抜き去り、エロスやロマンティシズムにまとめてしまい、肝心なアナーキズムがあまりに陳腐になってしまう点にあると思う。
他の作品も然り。
とくに現代パートが…

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「日陰茶屋事件」が3つの視点から反復され、その度に細川俊之演じる大杉栄はうめき声を上げねばならない。その意味で、本作はかなりな程度に、『羅生門』の性質を備えているが、同形式をとる映画群とは異なり、「…

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吉田喜重監督が、思想家・大杉栄と共に当局(甘糟らしい)に殺害された愛人・伊藤ノエを描いたアート映画。

現代パートは不要な気もしますが、シネスコ・サイズの画面を縦横無尽に使った監督の絵作りが冴えまく…

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(35mm)
演出的な面白みはあるが、忙しいときに三時間もかけて観るものではない。

例えるならば、エヴァンゲリオン最終話を延々と見ている感じ。

何もやることがない夏休みに観るべき映画。

最後ま…

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