よくわからないけど凄い物を見たという感じ。物語が進むにつれて虚実ないまぜになっていくため、どこまでが実際に起きていることなのか分かりにくくなっていくが、そんなことは考えてもあまり意味がないのだと思う…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
中盤やや手前、オブリビエン教授によるビデオを通じたビデオドロームの説明はしびれた。
こういう現象をペンで描く方の絵で見てきたので、静止画の方がくるのだが、原体験の違いなのか、映像でもグッとしたいなー…
ここから先はすべて幻覚だと提示されたかと思いきや、メタ構造の連続でリアルとフィクションと思考が混濁する。
サイコなテレビ映像が及ぼす影響への批判も、あるにはあるのかもしれないけど、ビデオドロームは…