五番町夕霧楼の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『五番町夕霧楼』に投稿された感想・評価

デニロ

デニロの感想・評価

3.5

1963年製作公開。原作水上勉。脚色鈴木尚之 、田坂具隆。監督田坂具隆。2006年に『誠実一路 「田坂具隆の世界」 with島耕二』という三百人劇場での特集で一度観ている。その時は佐久間良子のカラダ…

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daiten

daitenの感想・評価

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寒村の口減らしで廓に売られた娘。奥底には、愛する男への強い思慕が秘められている。そのことに気づいてから、映画の世界にぐっと引き込まれた。故郷の丘に咲く百日紅のイマージュ。たとえ何があっても、あなたを…

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otomisan

otomisanの感想・評価

4.3

 からだが二つあればふた親と妹らにも会えたろう。三つあればおかあはん等にも挨拶できたろう。でも幾つからだがあっても正順にはもう会えない、だからこのからだは捨ててしまおう。捨てるなら正順が嫌った京で歪…

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昔、原作を読んで松坂慶子版を観たときは何となく違和感があったけど、この作品は原作の世界観が感じられて素晴らしかった。

水上勉原作。
この作品を観ていると彷彿とする、三島由紀夫「 炎上・金閣寺 」。この「 炎上 ・金閣寺 」のアンサーとして書かれた小説な為大半が似ている。
京都が舞台、貧しく娼妓として生きる夕子。夕子…

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名作だし、楽しみに映画館に行ったら、当時のスプリクターでお仕事をされた高岩禮子さんのご挨拶もあり、感動的でした!

スタッフの名前がほとんど字幕に出て来ない昭和38年の映画。
DVDレンタル

大林宣彦

&

キネマ旬報1963年日本映画3位枠

カラーの鮮烈

2022/12/6スカパーで鑑賞

原作の水上勉は福井県若狭地方の出身なので若狭から丹後にかけてが舞台になることが多い。
実際には舞台となる与謝はもっと山の方で樽泊なる地名は無い。
佐久間良子は私に…

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これだってセットで撮られたスター映画には違いのに、80年代以降の遊郭映画にある偽物臭さがどうして無いのだろう。
無垢な佐久間良子の着替えを見て生唾飲む木暮実千代のエロさと残酷さ。
Gocta

Goctaの感想・評価

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遊廓が舞台だけど、基本的に悪人は登場せず、いやらしさも下劣さもなく、食い足らない感じ。佐久間良子は綺麗で、特に初めて客を取る時の赤い衣装には息を飲んだ。

2022年11月26日 再鑑賞@ラピュタ阿…

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