やはり晩年のキシェロフスキの映画は実に耽美的で良いなとつくづく思う。
正直意味深が過ぎて意図もよくわからないシーンが多いと思いつつ、トリコロールシリーズのプロト版って具合に黄色い画面ばかりが続く様…
映画監督としてのクシシュトフ・キェシロフスキにとって、女優としてのイレーヌ・ジャコブに出会うということは、始まりよりも、むしろ終わりを意味したのかもしれない。
彼がファインダーから彼女を見つめたと…
クシシュトフ・キエシロフスキーの映画史に残る名作。本作は運命論であり、哲学論、生命論である。いうなればキエシロフスキーの遺言でもある。本作は、劇場で観るたびに違う映画を観ているような錯覚を覚える。そ…
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