骨までしゃぶるに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『骨までしゃぶる』に投稿された感想・評価

3.8

これやばい今まで見た遊郭ものの中でもかなりグッとくる。モノクロでほぼ濡場もなく(手元くらいのカット)、女がスペクタクルになるのを回避しようと努めてるだけでなく、その上、真実の愛によって救われない!!…

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ぺろ
4.0
桜町弘子は最高の俳優だよ。加藤泰のことどんどん好きになってきてしまったな…。法律がきちんと人権を守る、それがどんなに素晴らしく心強いことか…

加藤泰作品としては、異色作かもしれない。そして、野心作ともいえる。

明治30年を舞台としているが、この時代の女性の扱われ方が見事に描かれている。
何も知らぬまま売られ、その廓の実態を知るにつれ絶望…

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【今となっては資料】63

神保町シアター色街特集で「赤線最後の日」と同日に。公娼廃止運動と救世軍の話が正面きって出てくる映画は初めて見た。あんなふうに、お店の前まで来て抗議活動したりしてたのね。江…

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3.8

家族のために女郎部屋に売られていく女性。

桜町弘子の主演作は初めて観た。
絶望的な現状に屈せず、反骨心剥き出しで打開しようとする姿がカッコいい。
彼女に想いを告白する大工・夏八木勲は今作が銀幕デビ…

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この手の設定で、救世軍とか社会的視点か盛り込まれ、かつハッピーエンドになるとは意外! 楼主が三島雅夫でなく凄みがあったら、もっと悲惨なラストだったかもw
3.8
おもしろかった終わり方は意外だったけど
おねえさん達が良い
おねえさん達が名前名乗っていくシーンが好き
主人公がいつのまにかめちゃくちゃ綺麗になった
katohy
3.9
どんどん垢抜けて逞しくなる主人公。
この当時の時代背景も知れる。
まだ行政が廓を管理している時代。
いろいろと考えさせられる。今の時代の価値観についても。
セットやエキストラの使い方が豪華。
it
3.9
加藤泰が描いた、明治時代の遊郭。酷い時代背景の中、陰惨な話が続くと思いきや、爽やかな結末。娯楽作家の矜持みたいなものか。あと、加藤作品はやはり画がめちゃくちゃ強い。
藤岡
3.9

このレビューはネタバレを含みます

このタイトルでこの内容
最後ハッピーエンドなの少し萎えたな

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