ハリウッドで共産主義者の監督がレッドパージされなかった時代の作品なのかな?と思ったらジョン・フォードだ。蓮實重彦の本でしか名前を見たことがなかったので初め手のフォード映画になるのかこれ。
過酷な旅…
原作を読んでいない前提の感想。駆け足でエピソードを端折ったように感じられて、それが違和感。家族でなくて数人の話だ。あまりひどい事になっていると感じられない。
先々で親切に助けられる、悪い事ばかり起き…
世界の彼方此方で起こっている諸現象に心が痛んだり、怒りに震えたり、無関心なら自分に嫌気がさす理由がジョードの言葉に詰まっていた。
ジョン・フォード作品を観るといつも「映画が好きだ」の気持ちで満ち満…