タバコ・ロードの作品情報・感想・評価

「タバコ・ロード」に投稿された感想・評価

honmosuki

honmosukiの感想・評価

4.0
主に西部劇で有名なジョン・フォード監督だが、本作はコメディドラマ。かつてタバコロードと呼ばれ、タバコ葉栽培で栄えたが、現在は廃れさびれた荒地に住む高齢夫婦の物語。子供は10人以上産んだものの、ほとんどが都会に行き、連絡不能、家に残ったのは少し障害のありそうな成年の子供たちだけ。(現在は問題になりそうな描き方だけど、現実と言える。)貧困の厳しさをドタバタコメディで描き、泣き笑い。
ひでG

ひでGの感想・評価

3.4
名称ジョン・フォードという看板。
昔は栄えていたタバコ・ロードという農地に住む貧しい農夫の物語、

ノスタルジックなポスターのように、
観る前は、
当然、牧歌的な哀愁に満ちたヒューマンな
作品を想像していまう。

確かに、映画の締め方は、そうなので、

観終わると、そんな感じが残らないでもないが、、

何というか、不思議な映画、、

とにかく、主役の農夫ジータをはじめ、
出てくる人物の「クセが凄い!」

喜劇調なのだが、どのシーンも
オーバーアクションで、破茶滅茶な割に
笑えないし、かと言って、味わい深くもない。

例えば、空腹のあまり、義理の息子の持っていたカブを家族みんなで強奪するシーン

あまりにもオーバーアクションに貧困の実感と、笑いも得ない奇妙なシーンになってしまった。

1番奇妙に映ったのが、末息子。
サイコパスにさえ見えて、怖い、、、

まあ、そんなヘンテコな感じも、ラストの
ヒューマンな部分と情緒的なカメラワークで、
どうにかこうにか、まとめた!って
感じ。

この終わり方が、ハッピーエンドと完全に
言えないところもミソ。

この先が、決して薔薇色ではないという
温かいけど、
どこがで突っぱねている描き方は面白いと思った。

アメリカ人に限ったことではないが、
開拓の歴史もあるだけに、土地への執着は
強いのかもしれない。

今、まさに行われている大統領選の
青と赤がはっきり分かれた全米地図。

オラが村、オラが土地、オラが州への
思いは、日本人以上なのかもしれないね
片手間で見たからあんま覚えてない
ハッピーエンドっていうか期待を持たせて終わったから割と見やすいかなーまあダメやろうけど
こういう時代もあったんかな
検索するとジャンルが「コメディー」なんすよ。。。え?コメディーにしては笑えないというか、、、狂人たちの話じゃなくて、、、みたいな感じ。

めちゃくちゃ底辺の貧困層の白人を描いた作品なので、当時は画期的というかインパクト強かったのだろうなと思う。底辺も底辺、その日の食事も満足にとれないレベル。

そんな中でどうやってお金手に入れるかなーという流れなんだろうけど、これがなんつうか、当時の考え方とかってほんっと狂ってんな!ってものが見えたり、いろいろ狂ってる登場人物ばかりな謎な作品に感じました。今観るとね。大恐慌時代なのかな。

頭のおかしい人たちがお金持ちの恩情でなんとか生き延びられるかも?みたいなラストだったので、自分がどうこうっていうものではなかったし。

絶対あのじじい失敗するって、、っていう予感しかしない。
dadako

dadakoの感想・評価

-
積録消化。
登場人物のありかた含め物語細部に至るまですべてが「自助を推し進めた社会」のカリカチュアみたいな陰惨な映画。
あの大仰さけたたましさは貧しさゆえの無知無教育を象徴してると思った。
唯一うっかり笑ってしまったのはみんながみんな讃美歌につられてしまうところだけど、それだってじっくり考えたらほんとは笑えないとこだ。
はっとさせられたのは、銀行家が最後のほうで言ってたこと。「銀行」がもう誰か個人では止められない、人間の手を離れて、自動機械のような化け物のような、ターミネーターのスカイネットのような、そういうものになってしまってる、ということか。

Wikipedia見た感じだと、原作はもっと悲惨で、でもそれはあり得る話だと思った。

冒頭に、ブロードウェイでロングランされた舞台の映画化である旨が示されるが、その観客の中には主人公たちと同じ層の人々はいないだろう。せいぜいティムと同じ以上の層ではなかろうか。
もやるとこ。
【俺も今度新車を手にいれる際は讃美歌歌おっかなぁ】

予備知識なしで『怒りの葡萄』みたいな映画かなと思って観たから、そのギャップに激しさにぶったまげた。

ジョン・フォードの『タバコ・ロード』は、アメリカ南部の貧しい白人農民の悲哀をユーモラスに描いた作品。

ただただ色々と言動があかん人ばっかり登場する、そんな映画(笑)

ジーン・ティアニー、ワード・ボンド、ダナ・アンドリュースと20世紀フォックス社お馴染みのスターが出ているが、主役は老優チャールズ・グレープウィン扮する農民。

ジーン・ティアニーはちょっと頭が弱い娘役だったり、ワード・ボンドはDV夫だったり、特にキャラが濃かったのが、怪しげな女伝道師(演:マジョーリー・ランボー)と車欲しさに結婚しちゃう農夫の息子(演:ウィリアム・トレーシー)。

トレーシーのようにギャンギャン騒ぎすぎるキャラクターってどうも苦手。なのでワード・ボンドの鉄拳制裁に思わずスカッとした。

農地を銀行にとられてしまい期限までにお金を工面することになった農夫。

中盤まで奔走する姿がまさにドタバタコメディだが、本当に金策尽きてくると、ガラッと雰囲気が変わり、しんみりとしたドラマになるのも見所。

■映画 DATA==========================
監督:ジョン・フォード
脚本:ナナリー・ジョンソン
製作:ダリル・F・ザナック
音楽:デヴィッド・バトルフ
撮影:アーサー・C・ミラー
公開:1941年2月20日(米)/1988年2月27日(日)
ネット

ネットの感想・評価

4.0
狂気的。ワケがわからない。息子・娘は頭が弱いキャラとして描かれてるのだが、それ以外のキャラも幾分マシとはいえ狂ってることには変わりない。店で車を即購入して、歌いながら走って人を轢き殺しかけるっていう。それが喜劇として処理される狂いっぷり。
取り残された老夫婦に降る落葉や、人が不在となった家のショットがヤバい。
現代とは全然違う家族観で動いているのが面白い。子供を17人設けて、名前は覚えておらず、今はどこで住んでるのか、孫がいるのかもわからない。
イワシ

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4.5
マージョリー・ランボーとウィリアム・トレイシーが結婚の手続きをするシーンの狂いっぷり。とにかく讃美歌を歌いまくって周りも勝手に歌い出して強行突破する無茶苦茶さ。車を買うときも同様で『賢い血』のブラッド・ドゥーリフ的信仰を町の人間もぎりぎり共有できた時代なんだなぁ

チャールズ・グレープウィンが食べ終わったとうもろこしの軸を投げ捨てるときのほとんど水平の軌道の美しさ。
大傑作!こんな無茶苦茶な映画はなかなかない。フォードは酔っぱらいながら演出したんじゃねーかって位、息子が車を破壊しまくるシーンが無茶苦茶。笛吹いて歌いだしたらどうにでもなるのも爆笑した。ボンドが背中で車をひっくり返すのも凄いw

木を車に向けて投げまくるんだけど全く入ってないっていうwww いやー面白かった。 ティアニーたんもエロ健康的で良かったけど登場シーンが少なすぎてそこだけ物足りなかった。
Toku

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2.2
気になった音楽
Music by David Buttolph
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