奪われる側から奪う側へ。強くなりたいというチリンの決意を受け入れたウォー。強き者の最期、残されたのは孤独だった。狼にも羊にもなれず、何者か分からない“獣”となってしまうチリン。
朝ドラあんぱんで、…
やなせたかし製作のアニメ映画ですが、“狼になりたかった羊”の物語として原作は他にあったような気がします。
1978年公開という古い作品にしてはアニメーションも美しく、非常にメルヘンチックで丁寧な作画…
朝ドラはやなせたかしを奥さんの人生の添え物じゃなくて主人公として描くべきだったと思う。
やなせたかしが主人公だったら戦争への思いとか、本作を描くに至ったかをもっと深掘りできたでしょう。
復讐のた…
私は今「ヴィンランド・サガ」観てたっけ?というなんとも厳しい野生=父性の作品。やなせたかし本人は本作について、この世にある程度の悪は必要という苦い現実認識を述べている。オオカミに母親を殺された子羊チ…
>>続きを読む小さい頃、かわいい表紙とかわいい題名の絵本だなって思うも、読んでませんでした。
朝ドラを観て、やなせたかしさんの生き方やお人柄を知ってから、観るこの作品は、とても深みのあるものでした。
悲惨な戦争を…
「何もできないで死ぬのは嫌」
奪われるより奪う側、強さを選んだチリン
最後に待ち受けるのは孤独
チリンの気もちは分かるよな
最後は育ての親となったウォーも自らの手で殺すことになるとは何とも残酷
…
オオカミに母親を殺された羊のチリンの物語。
やなせたかし原作のアニメ映画です。
朝ドラ『あんぱん』も見てるし、その関係でEテレで放送されたので見てみました。
チリンは母を殺したオオカミ・ウォーへ…
2025年8月24日
映画 #チリンの鈴 (1978年)
#やなせたかし 原作
狼に母親を殺された子羊チリンは、仇である狼を訪ね彼のもとで獰猛で強力な動物になるべく修業を積んだ。周囲の動物に恐れ…
悔しさはやがて牙になる。生きること悲しみを知ること。その悲しみで心の牙をとぐ。子ども向けの映像で合ってます?大人向けですか?内容が深すぎるのよ…!
ウォーは本物の牙を持ってるけど、心の牙も持ってる…