クリーン、シェーブンの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「クリーン、シェーブン」に投稿された感想・評価

x

xの感想・評価

3.6
終始不気味で不穏な空気感
ストーリーは面白かったけど映画的な表現力として少しチープな感じがした
でも映像がとても好みだったので体感30分
「僕はクリーンだ」切ない。
一人旅

一人旅の感想・評価

3.0
ロッジ・ケリガン監督作。

製作・監督・脚本の一人三役をこなしたロッジ・ケリガンの初監督作品で、統合失調症患者の男の行状と儚き末路を描いた異色作。主演の性格俳優:ピーター・グリーンの狂気と繊細が入り混じった怪演が真に迫ります。

頭に受信機、指先に送信機が埋め込まれていると思い込んでいる統合失調症の主人公:ピーターが、里子に出されたまま行方知れずとなっている最愛の一人娘を探し出すべく奔走していく様子を、連続女児殺人事件の容疑者とされた主人公を追う刑事の捜査動向を交え淡々と映し出していく異色サスペンスとなっています。

オーストリア映画の怪傑作『アングスト/不安』(1983)を彷彿させるドキュメンタリータッチの作風で、男が悩まされる謎の声やノイズ等の幻聴や、妄想、錯乱、自傷、鬱症状といった統合失調症患者の内面と行動に焦点を当てた描写が異彩を放っています。上映時間約80分とコンパクトな作品ながら、統合失調症患者の頭の中を覗き見するかのような卓抜した心理描写&独特の音響に観客側も体力を消耗する作品となっていて、妄想に起因した自傷行為(爪はがしが鮮烈)は眼を背けたくなるほど痛々しいのでご注意ください…。
まいこ

まいこの感想・評価

2.3
観る者を哀しき虚無に誘う、ノイズにまみれた衝撃作が25年ぶりに劇場公開。幻覚や幻聴に悩まされながらも娘を探し続ける統合失調症の男を、徹底的に抑制されたトーンで描いたサスペンスドラマ。

ピーターは自分の頭に受信機、指に送信機が埋め込まれていると信じており、頭の中に流れ込んでくるノイズに常に苦しめられている。施設を出た彼は、里子に出された娘を捜すため故郷の町へ帰るが、幼児連続殺人事件を追う刑事から容疑者として目をつけられてしまう。

一言で言えば『アングスト/不安』と同じジャンルの作品。誇大宣伝は否めない。統合失調症の追体験の後に「あなたはどうですか」の跳ね返しはキツい。本人は大変なんです、可哀想なんです、と思うべきだと言われてもはたから見たら普通に近寄りたくないでしょ。と、自分の性格が浮き彫りになること間違いなし。てか登場人物子供以外全員ヤバいやつなのよ。つまり子供は純粋であり正義だってワケ(それもそれでどうかと思うが)。

台詞も少ないし事件は…だし、インディゲームみのある映像だった。それにしてもま〜じでピーター・グリーンはキリアン・マーフィーにしか見えない。

追記
毎週日曜日のノンフィクションで統合失調症の方の映像観たけど、なんか、まあ理解できそうな気がした。
李

李の感想・評価

-
僕と頭の中の落書きたちを観た時も思ったけど、頭の中のノイズに苦しめられる統合失調症の症状を追体験できて、苦しい。痛いシーンが多く、なんだか食べ物も不味そう。うーん後味悪いな、、救いもなくただただ悲しい... 2000年以前にこんな映画があったのかーあらすじ読んで最近の映画かと思ってたから、蓋開けてびっくりした!
tako

takoの感想・評価

4.0
『アングスト』もだけど、男がずっとウロウロしている映画は泣ける。
こういうどんよりした退廃的な雰囲気好きなんだよな。最後のシーンが特に良い。救いが無いけどなんかもう一度見たくなる。
痛い系苦手だからところどころ薄目で見た。
kaya

kayaの感想・評価

3.5
ただ娘に会いたいだけなのに、病気なだけで怪しく見えちゃう主人公が可哀想すぎた。
いい意味でもう2度と見たくない。

心の病を理解するのって本当に難しいし、本人はあれだけ辛いのかと思うと私もまだまだ病気に対する理解が足りなかったなって思う。

里親とおばあちゃんには心を開かないのに、主人公のことはすぐに父親として受け入れ楽しそうに過ごすシーンや、自分が大変なことになってるのに娘を安心させようとするところなんかも純粋に娘のことを大事に思ってるのが感じ取れて心が痛かった。

最後の娘のセリフも泣ける。
奥さん同様に純粋で、主人公のことを信じてくれてるんだよな、、、
きっと

きっとの感想・評価

3.5
地獄の統合失調症VR!
———と軽率には言えない……。

頭に受信機、指には送信機が埋め込まれているという妄想に取り憑かれた統合失調症の男。彼は里子に出された娘に会うため旅に出るが、とある幼女殺人事件の容疑者になってしまう。

男の頭に鳴り響く騒音。混濁する情報。
はたから見ると近寄り難い人物であろう主人公。そんな彼を彼の視点から通して描くことで、周りの人や、観客(自分)までもが彼に抱いていた偏見を炙り出す。
彼はただ娘に会いたかった———。

これはキツい。

ラストの娘の台詞が頭の中でこだまする。
“もしもし。パパ そこにいるの?”
夏

夏の感想・評価

-
しんどかった

劇場という空間じゃなきゃ逃げてた、音量を下げたり目を逸らしたりの出来ない空間で観たのはある意味正解だったんじゃないかと思う だって彼は逃げられないので
Nao

Naoの感想・評価

3.6
統合失調症の症状は計り知れなくて痛々しいものだった。
他の作品でも同じ病気を題材として取り扱ってるものがあるけれど、本作は自傷行為が際立っている。
ただ、普通に生きたいのに病気が家庭環境の悪化や周りの冷たい視線と思い込みに繋がる。
とてつもなく不条理で、やるせない気持ちになる。
謎のノイズが余計に世界観へと引き込まれる。
これがあるのと無いのとではまるで違う気がした。
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