起承転結がありすぎる神代。北九州市小倉北区大門から入港するシーンから映画。貧民街を当てもなく彷徨い、親父が捜査をする内に冤罪を確信する友和に社会は冷たい。金欠。いしだあゆみが住む四畳半に満たない工業…
>>続きを読むクローニン「地の果てまで」を馬場当が脚色、神代辰巳が監督した佳篇。父の無実を訴える青年。地方紙のオーナー若山が、三浦の眼の五味を、舌で舐めて撮ってやるシーンに、信頼関係など、様々な意味を込めた名シー…
>>続きを読む電話の途中から始まる映画。このことから厳格に音に対する意識がみてとれる。何度も遠くからズームレンズでカメラが寄っていって、そこで会話するというショットを撮っている。間違いなく音声は別撮りなんだろうけ…
>>続きを読む79年公開の東宝作品である。
本作は、長らくdvd化されていなかったが、今年の7月に、こちらも長らくdvd化されていなかった神代の『櫛の火』と共に、ついにdvd化されたので、購入した。
私は学生時…
父親の無罪を晴らそうとする青年の話。
こんな独立プロ映画みたいなのを神代辰巳が撮っていたとは。
神代作品としてはかなり”普通の映画”に近いが、それでも一般映画とはリズムが違う。
三浦友和といしだあ…
服役中の父親のことを知らずに成長した青年(三浦友和)が、父の冤罪を証明するべく、単身北九州へと出立する。A・J・クローニン著「地の果てまで」を映像化している、サスペンス・ドラマ。タイトルの「明日」は…
>>続きを読むふてぶてしい感じの三浦友和が好きなんだけど、本作ではさらに柴犬のような可愛らしさもあいまって、若山富三郎も宮下順子も森川正太もみんなスキンシップ過剰になっちゃう。若山先生にいたっては目のゴミを舌で舐…
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