血と砂の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『血と砂』に投稿された感想・評価

岡本喜八監督が、「独立愚連隊」「西へ」「どぶ鼠作戦」のジョン・フォード西部劇にオマージュした戦争活劇🪖三部作を、少年版として総決算した傑作。小杉曹長三船敏郎が、上官殴打の懲罰で最前線陽家宅に左遷され…

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4.3

「戦争映画」と聞いて何を思い浮かべる?これを見るまでは、規律、忠誠、自己犠牲、お国のために散る美学、だとおもっていた。この映画はそんな凝り固まった脳をダイナマイトで爆破してくれました。

これは戦争…

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4.4

クストリッツァの『アンダーグラウンド』より何十年も前に、こんな映画があったのか。爆撃の音と共に火葬場に響き渡る「聖者の行進」の演奏が頭にこびりついて離れない。

岡本喜八の映画久しぶりに観たら、もう…

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人生でぜったいに浴びるべき衝撃。

前半笑い、後半シリアス、クライマックス衝撃の完璧な構成と言えるのではないか、と思う。

喜劇風に描く戦争の、あの時代の面白さ、やはりギャップが笑いを生むのだろう。…

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今の所外れ無しの喜八イズム陰と陽の最骨頂。

毎度お馴染みな三船先生と仲代先生は言わずもがな、群を抜いてカッコいいのは天本先生。

「プライベートライアン」の元ネタなのかと思うくらいプロットそっくり…

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it
4.1
上官に逆らった軍曹、戦闘力皆無の音楽隊、朝鮮人慰安婦という組み合わせの戦争モノ。なのに、なぜか喜劇要素多めの青春モノにもなっている。で、ラスト。岡本喜八、化け物だな。

20210524-154
原作:伊藤桂一『悲しき戦記』(1963年)
美術:阿久根巖

葬儀屋(伊藤雄之助)セリフ
「靖国だけには行くなよ、あそこには他の神様にいじめられるから。一番良いのは何にもな…

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未見だった岡本喜八。三船敏郎、仲代達也、従軍慰安婦、葬儀屋、出刃、指揮者、トロンボーン、その他楽器隊多数、中国兵たち含めみんな素晴らしい。戦争の悲惨の中で、それを描く映画の中で最高に輝いている。
tomoko
4.6

「ここは地獄の最前線!殺らなきゃこっちが火葬場行きだ」
終戦間近の北支前線。八路軍の猛攻で日本軍の重要軍拠点ヤキバ砦が全滅した。だが、この砦奪還の命が鬼曹長・小杉に下る。戦争体験のない13名の少年兵…

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おい!貴様!
泣きっ面見せてんじゃねぇ!
パァーッと明るく行こうぜ!
パァーッと!!!


ノリノリなレクイエム♪♪♪

なんだこれ〜!?
最高じゃぁないかっ!!!!!

聖者の行進を奏でる軍…

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