血と砂の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『血と砂』に投稿された感想・評価

今の所外れ無しの喜八イズム陰と陽の最骨頂。

毎度お馴染みな三船先生と仲代先生は言わずもがな、群を抜いてカッコいいのは天本先生。

「プライベートライアン」の元ネタなのかと思うくらいプロットそっくり…

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it
4.1
上官に逆らった軍曹、戦闘力皆無の音楽隊、朝鮮人慰安婦という組み合わせの戦争モノ。なのに、なぜか喜劇要素多めの青春モノにもなっている。で、ラスト。岡本喜八、化け物だな。

20210524-154
原作:伊藤桂一『悲しき戦記』(1963年)
美術:阿久根巖

葬儀屋(伊藤雄之助)セリフ
「靖国だけには行くなよ、あそこには他の神様にいじめられるから。一番良いのは何にもな…

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未見だった岡本喜八。三船敏郎、仲代達也、従軍慰安婦、葬儀屋、出刃、指揮者、トロンボーン、その他楽器隊多数、中国兵たち含めみんな素晴らしい。戦争の悲惨の中で、それを描く映画の中で最高に輝いている。
tomoko
4.6

「ここは地獄の最前線!殺らなきゃこっちが火葬場行きだ」
終戦間近の北支前線。八路軍の猛攻で日本軍の重要軍拠点ヤキバ砦が全滅した。だが、この砦奪還の命が鬼曹長・小杉に下る。戦争体験のない13名の少年兵…

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おい!貴様!
泣きっ面見せてんじゃねぇ!
パァーッと明るく行こうぜ!
パァーッと!!!


ノリノリなレクイエム♪♪♪

なんだこれ〜!?
最高じゃぁないかっ!!!!!

聖者の行進を奏でる軍…

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けい
4.5

カメラの置き方、会話のテンポとカット割りだけで神、映画作りがうますぎる

そんで戦争を経験した人間故のニヒリズムと、それでも人間の心とか音楽の力を信じたいロマンチシズム(?)が幾層にも重なったシナリ…

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なるほど。「名作」と後々にまで語り継がれる映画は、やはりすごいのだな、と。
後半の展開は、もはや奇跡的。

経験者は語る、岡本喜八と三船敏郎による最高の戦争エンターテイメント。
岡本喜八監督ということで、ディキシーランド・ジャズナンバー「聖者が街にやってくる」のマーチングで始まるオープニングに期待度が高ま…

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4.0

岡本喜八監督の戦争悲喜劇。
少年兵達による楽団が、敵国アメリカのデキシーランド・ジャズを演奏しながら登場というありえないオープニングに嫌な予感がしたが、終わってみればなかなかの力作だった。
紅一点の…

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